執筆奮闘記 4 経験で勝負
◆強みで勝負
執筆にあたり、強みで勝負しょうと思いました。
私の強みはなんだろう。
大学病院で研究にたずさわったわけでなく、
大病院で英才教育を受けたわけでもなく。
20年間、
外来、外来、外来、外来、外来、外来、外来、手術、外来、外来、
外来、外来、外来、外来、外来、手術、外来、外来、外来、外来、
外来、外来、外来、外来、外来、外来、外来、外来、外来、外来、
外来、外来、手術、外来、外来、外来、外来、外来、外来、外来、
年がら年中、外来診療の日々。
多くはありふれた疾患です。
そんな私には強みがあるのだろうか。
教科書を読むと大変よくまとまっており、私の書くことはない。
アイデア探しにネットを見ると、全て出尽くしており、私の出番はない。
私の強み?
ひたすら、患者さんを診てきただけの私に、強みなどないのでは、
と自信を失ってしまいます。
◆数多くの経験が強み
いや、沢山の患者さんが私の強みなのでは。
私の診察室での出来事は、私しか知らない。
私の経験は、私だけのもの。
そうか、体験を元として書けばいいのだ、と気づきました。
・ホームセンターで売っているオレンジ色の湯たんぽは、
低温やけどを起こしやすい。
・皮膚科医はツバキやサザンカを庭に植えない。
毛虫が発生して皮膚炎を起こすから。
・健康サンダルは不健康サンダル。
・アカすりは百害あって一利なし。
・爪の角を切ってはいけない。
・指のささくれをむしってはいけない。
・・・続々とアイデアが出てきたのです。
あまり体験談に走ると、
「お前の体験を知りたいのでない」と批判されそう。
学問に基づいた体験が大切だと自戒いたします。
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