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かかとがカサカサ 乾燥? いえ、水虫です
◆3タイプの水虫
かかとがカサカサになったり、硬くなってひび割れたりしていませんか。
ただの乾燥かもしれませんが、水虫のこともあります。
水虫に3タイプあります。
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①趾間型:指の間の皮がむける
②小水疱型:足の裏に小さい水ぶくれができる
③角化型:かかとが硬くなり、カサカサになる
このうち、最も「水虫らしくない水虫」が、
3番のかかとカサカサタイプです。
◆診断も治療も難しい
かかとカサカサタイプの水虫は、一見、水虫と分かりません。
専門家でも見た目で分からず、
顕微鏡で菌糸を確認しないと診断できません。
診断も難しければ、治療も難しいのがこのタイプです。
角質が厚いため、ぬり薬が奥まで浸透せず、
水虫菌を完全に死滅させるのが困難だからです。
◆かかとはこすると厚くなる
通常、皮膚の角質はコピー用紙1枚分の厚さですが、
かかとはその10~15倍の厚さがあります。
水虫菌は、角質を餌に生きていますが、
かかとは餌が10~15倍も豊富なのです。
皮膚は刺激を与えると厚くなる性質があります。
イボイボのついたサンダルや、かかとを軽石でこする刺激により、
かかとの皮膚が厚くなり、水虫菌の餌を増やしてしまいます。
◆尿素配合の薬
このタイプの水虫を治すには、皮膚を柔らかくする薬と
水虫の薬を重ね塗りすると効果的です。
あるネット通販で「水虫治療薬 かかと」で検索すると、
尿素配合の薬を発見しました。
尿素には、角質を柔らかくする働きがあります。
40gで千円程度と、驚異的なコスパです。
私が水虫になったら、病院に行かずにこの薬を買おうと思いました。
それ以前に、皮膚科医が水虫になったら、恥ずかしくて病院に行けません。
「皮膚科医が 水虫になっても いいじゃないか 人間だもの」
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