記事一覧
いつだって、どこだって、いまがスタート地点
パートに出られなかったこの3カ月の間
思う存分に楽しんだネイル
写真に撮って客観的に眺めると、確かに見えるものがある
（正しくは、ふだん見ようとしていなかったものが
あぶり出されるということ）
子どもの頃から毎冬悩まされたしもやけのせいなのか
ある時期には人生のすべてだった鍵盤楽器のせいなのか
わたしの指は曲がっているしシワも多いし節が黒ずんでいる
自分の手が美しくないのは仕方のないことなの
モヤつくなら、それは違う
様々な商社でお勤め後、現在ブライダルジュエリーの会社で
働かれている、だいぶ歳上の方との出会いがありまして
仕事柄ラリックやドーム、カルティエなどの有名どころから
マリー・アントワネットが愛した、メレリオ・ディ・メレー
といった、かなりマニアックなメゾンにまで造詣が深く
ヨーロッパなどへも足繁く通われていたそうで、
芸術や宝飾に関するお話がとても楽しくて
度重なるデートのお誘いを
お受けしようか
よりシアワセになるために
素直になるのが一番なのに
そんなのわかりきってることなのに
それでも素直になれないのは
剥き出しになって傷つくのが怖いから
…というよりも
剥き出しだから怖いんだな
剥き出しだと傷つくっていう前提だから怖いんだな
剥き出しで傷つかない世界だってきっとあるのに
でもそんな世界があると知るためには
剥き出しになって傷つかない体験を重ねるしかないんだよ
だからやっぱり、勇気が必要だ
もっと美しくなりたい
美しくなりたい
もっときれいになりたい
美しさには終わりがない
さて、美しさとは一体何なのか？
わたしは在り方だと思っている
その“在り方”とやらは
どこからやってくるのだろう
これまでの経験や思考・感性といった
その人の内面にあるものの集大成が
在り方になっているのだと、わたしはそう思う
読書をしたり、花を飾ったり、おいしいものを食べたり、
美術や宝飾品を観賞したり、心地よい音楽を聴いた