津軽双花を読了
超ゆるゆる読書の記録である。
こちらは三成の子供たちのお話でした。
三成には三男三女の子供がいます。
三成の三女は、寧々の養女で。
津軽藩に正室として嫁すのだけど。
その後に、家康の養女が嫁してきます。
敗将の娘は側室になってしまうんですよね。
そもそも家康の養女というだけで正室決定ですから…
その知識だけでいると、
また家康のせいで〜となるのですが。
(なっていた
(いや今もなってる
けれどこの家康の養女は、
三成の三女が産んだ息子に津軽藩を継がせていたので。
(三成の三女は早くに亡くなっています
史実はどんな成り行きがあったかはわからないけれど、
この本の家康養女さんは凄いなと思いました。
家康養女さんにも息子います。
(前夫の連れ子という説あり
どちらもお互いを認めながらせめぎ合っていて。
どちらの姫もカッコいい!!
あの当時の女性の記録は殆どないようだけど、
男よりも誇りを持って生きた女性は多くいたと思っています。
関ケ原の後、
敗軍の方は生きるのが大変だったでしょうね…
でも三成の子供達だし、
この本のように誇りを持って堂々と生きたのではないかと思います🥺
三成次男は名前を変えて津軽藩に仕えていて。
とても素敵な人に描かれていたので全私が喜びました(笑)
そして子供たちの話だけど思いのほか、
三成の清さも伝わる話でした🥺✨
読んで良かった!!
また読み返したい。
(2024.05)