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左近様の小説を読了📗
ゆるゆると歴史小説を読んでいる者の独り言である。
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三成様が主人公?の小説ばかり読んでいたので。
ちょっと目線を変えてみました。
島左近様が主人公の小説です。
コチラの左近様は、
戦に飢えた獣のようでした(笑)
そんなキャラ嫌いじゃないけど。
けど、
あの三成様の家臣?客将?になる人だから。
個人的にはもう少し理性的なイメージだなぁ🤔
なので、
読み始めはなかなか自分の中の左近様と一致しないので進みが遅かったのだけど。
読んでいくうちに、
私はこの獣のような男にしっかり魅了されていました。
左近様の息子くんが沢山出てくるのも、
やはり主人公が左近様だからこそ。
左近様は『頼りない息子』と思ってるけど。
読者としては、
なかなかのしっかり者ではないですか!!
とツッコミ入れたくなっちゃいましたね(笑)
石田家に来るのも、
(来るって言っちゃうところがもう自分は石田家目線なんだよ。気持ち悪いな自分𐤔𐤔𐤔)
息子くんが就活して石田家に雇われて、
そして佐和山へついて行った。
となっていて。
なるほど。ある意味自然な流れ!
と思った。
けどあの逸話!
誰の家臣になるのも断っていたけど。
三成様に説得されて、
しかも知行の半分を貰っちゃう話。
こっちの方が浪漫があって良いけどね(笑)
こちらの小説では、
三成様とはそこまで絡みがなくて新しい!
けど、
最後に三成様が自分の主君だと心に決めたところは涙腺崩壊だったな…
関ヶ原の戦いもしっかり描かれていました。
史実?として語られている関ヶ原の戦いも、
どこまでが正しいのかは誰もわかっていないようだし。
なんなら、関ヶ原の戦いはなかったのでは!?説まで出ているらしいので(笑)
左近様を主人公にするとこんな戦になるんだなと。
なかなか熱くなりました。
左近様が関ヶ原で討たれたのか、
生き残って長生きしたのか。
これも実際にはわかっていないのだけど。
この小説の左近様が生き残ってしまったとしたら…
なかなか生きるの辛かっただろうな…
お話くらいどっちかに決めて欲しかった(笑)
もやもや。切ない。
あの時代の話って、
関ヶ原の後に泰平の世が来るとみんなが思ってるように描かれることが多いけど。
それは私達が歴史を知っているからで。
実際には全然違うと思うんだよなぁ。
たまたま徳川さんでうまく事が進んだだけで。
一つ間違えば永遠に混沌としてたと思う。