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本物はオーラを放つ~アートの持つエネルギーについて~

こんにちは。現代アートコレクターのHanaです。

本記事は、アートが持つエネルギー、オーラについて語ります。

「本物のアートがいかに人々の感情を揺さぶり、突き動かすのか!?」

私がこれまでに感じたアート作品のオーラやエネルギーについてお話しすることで、一人でも多くの方が、

「アートって素晴らしい!」

と感じて頂けたらこの上ない喜びです。

誰もが知っている作品

突然ですが、この作品ご存知ですか?

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恐らくこの記事を読んでくださっている方は100%ご存知だと思います。

「バカにすんな!!ミケランジェロのダヴィデ像だろ!!」

と、怒ってらっしゃる方も居るかもしれません。

はい、そうです。何の引掛けもなく、これはミケランジェロ作のダヴィデ像です。

しかし、実際にこのダヴィデ像の実物を生で観たことがある方はどれだけいらっしゃるでしょうか?

私はこのダヴィデ像を通じて、

「知っていることと体験して感じたことがあることは大きな違いがある」

ということを痛感しました。

以前旅行でフィレンツェを訪れた際、

「せっかく来たのだからダヴィデ像は見ておきたいよね」

位のノリで、現地に着いて思いたち、ダヴィデ像のあるアカデミア美術館に伺いました。

実際にダヴィデ像を生で観ると、その迫力、オーラに圧倒されました。

「すごい迫力!!」

「これが彫刻なんて信じられない!」

「今にも動き出しそう!」


本物は写真と全く違いました。写真を見てダヴィデ像を知った気になっていた自分がいかに無知な存在であったか、この瞬間に思い知らされました。

次の展示を見ようと足を動かそうとしても動けない、目を離そうとしても離せない、まさに釘付け、そんな感覚に陥りました。

アート作品を観てこのような感覚に陥ったのは生まれて初めてで、まさに衝撃でした。

ダヴィデを上回る感動~ヴァチカン美術館にて~


ダヴィデ像を見た衝撃冷めやらぬまま、さらなる衝撃が私を襲いました。

それはヴァチカン美術館で観たシスティーナ礼拝堂でのこと。またまたミケランジェロ作品です。

天井一面に描かれたフレスコ画を見た瞬間、思わずこみ上げてくるものがありました。

私はキリスト教徒ではありませんし、正直どんな内容のものが描かれているのか全く分からないまま鑑賞したのですが、前提知識が何もないにも関わらずただただ感動して涙が出そうになったのです。

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その時に得た感覚を適切な言葉で表現するのは至極困難です。

感動した!と言ってしまえば他と比べられそうですが、あの時の体験はそれまでに味わったどの感情とも違う、特別な感覚だったと思います。

絵画が持つオーラに圧倒されたのかもしれません。

言わずもがな最後の審判も同様に、その圧倒的オーラに完全にやられてしまいました。

ヴァチカン美術館を訪れる前は、どんな作品があるのかさえよく分かっていなかった自分・・・

単に一観光地として訪れてこの衝撃です!

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正直今この写真を見ても全く何の感情も沸き起こりません。

当時の感情は1ミリも蘇ってきません。

ただただ、

「本物と写真は全く違う」

「圧倒的オーラは生で体験しないと分からない」

ということを改めて認識するばかりです。

ここまでの体験を経験することはありませんが、私が現代アートを鑑賞する、そして購入する際は、この

「本物の持つオーラ、エネルギー」

をとても大事にしています。

アーティストや作品を初めて知る場合、ネットだったりSNSだったりと写真で出会うことが圧倒的大多数なのですが、それらを実際に生で観た時に、

「おぉぉ!!写真よりも全然いい!!迫力があるし、エネルギーがある!」

と思えるアーティストや作品はますます好きになりますし、是非コレクションしたい!と思います。

生で観てドキドキする、魂を揺さぶられる作品達にこれからもたくさん出会いたいですね。

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