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プレ幼稚園で本当にあった、こわい話⑤

プレでの夏野菜の収穫は、親子で2、3本…保育者が収穫するところを見るだけです。

その場で洗って食べさせることもなく、次週に保育者が調理してきたものをいただくだけです 。(*この頃はまだコロナなど存在しません)

そしていただく時は必ず正座をさせなければ、なりません。

我が子は正座キョトンとしていました。

兄が幼稚園に既に通っている子は、何が求められているのか、すぐにわかります。

いち早く正座をして、1番にキュウリを与えられていました。

犬か⁉️

と、心でツッコミを入れましたが…

それを見ていた我が子も、マネをして正座をし始めました。笑

すると、やはりキュウリが与えられました。

そんなやり取りで喜んでる息子を見ていると、切なくなりました。

私だけかな…⁉️

なかなか正座をしたがらず、疲れからか泣きじゃくる子どももいました。

お母さんも泣きそうでした。

そんな姿を見ていると、私も悲しくなりました。

その後もことあるごとに正座で何かを頂く機会があり、梅雨の終わる頃には、保育者がピシャリと皆の前で正座ができない子を怒り、黙らせていました。

いつもニコニコ話しているオバサンが急にピシャリと怒ると、ビービー泣いていた子も黙る。

私はただただ恐ろしかったけど…

その姿を、

お見事❗️

とばかりに見つめているママ達もいるというのが、空気感からわかりました。

我が子は毎回難しい顔をして、正座をしていました。

食物の恵に感謝して、食べ物を有り難く美味しくいただく。

これだけで、

今はまだ充分な時期

だと私は思う。

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