3人目の正直！〜おっぱいケアだけは、何がなんでもすべきだ！と思う話〜

赤ちゃんにおっぱいをあげるのが、こんなに痛いとは…

同じように思っているママさん、世の中にたくさんいるんじゃないかなと思います。

私もその1人。
出産すれば、必然とおっぱいが出始めて、赤ちゃんがゴクゴク飲んでくれると思っていました。

実際は？

それはもちろん、人それぞれだと思うけど、大抵の人が病院の授乳室で、なかなか出ないおっぱいと、吸うのがまだ上手じゃない赤ちゃんに、汗をかきかき格闘しています。私はそうでした。

赤ちゃんが乳首を力の限り吸う姿は、見た目こそ天使なのだけれど、ひとたびロックオンすれば、バキュームのごとく、乳首が取れちゃうんじゃないかと思うぐらい、それはもうシワッシワの梅干しになるぐらい吸われるので、初めこそ可愛くて、愛しいのだけど、(絶対に幸せなことであることは、断固として否定はしないけど)2、3時間ごとにそれが繰り返されてるうちに、それが3日目ともなれば、みんな無言になる。

痛くなければ、いくらでも我慢できる。だって赤ちゃんは生きるのに必死で、今このおっぱいを飲まないと死んでしまうかもしれない(実際には蓄えの栄養を持って生まれてくるらしいけど)って本能的に必死に吸ってるんだから。

母親の私が頑張らないでどうする！と自分を鼓舞するも、出ないもんは出ない！のです。赤ちゃんごめんよ。

助産師さんは笑顔で、

ミルク足しましょうね〜

って言ってくれるけど、母失格って言われてるみたいで、長男の時はただただ辛かった。

次男の時は二の舞になるものか！とあれこれ調べました。妊娠中に入念に乳頭ケアをしたので、出始めこそ早かったけど、やっぱり量は最初はそこそこ。最初から必死になり過ぎて、乳首が切れて吸われる度に激痛が走り、頻回授乳で疲労困ぱいなのに、産後ハイで眠れず干からびそうでした。

３人目は…さてどうしよう？

授乳の何が痛いって、乳首が吸われすぎて切れてしまい、そこをさらに全力で吸われるのが痛いのです。傷口をこじ開けられる感じ。

切れない乳首にするにはどうしたらいいのか？

3人目は早い段階から、オイルケアをしました。と言っても特別な何かというより、妊娠線予防のために塗っているホホバオイルをお腹だけでなく、ついでに乳首の付け根辺りにも塗りました。ひとたび授乳が始まれば縦横無尽に引っ張られるので、伸びが良くなりますようにと願いを込めて。

乳頭ケアは安定期以降から始めました。こればっかりは、人によっても体調によっても違うので、信頼できる助産師さんに相談の上始めるといいと思います。

大概は乳頭にたまった乳腺カスをオイルなどで柔らかくして取り除いたりすることから始まります。

少しずつ段階を踏んでいくのですが、面倒くさがりの私は、安定期を迎えてからは、乳首全体にもオイルを塗り、臨月に入ってからは、乳首が伸びに耐えられるよう動かすマッサージをしました。2人目と違うのは、毎回必ずオイルを使ったことです。

それから、もう一つ、これ1番大事じゃないかな。

生まれる前から、乳頭ケアクリームを買っておきました。赤ちゃんの口に入っても安全なクリームで乳首が切れた時に塗るものです。長男、次男の時は、乳首が切れてから慌てて買っていましたが、三男の時は生まれる前に買い、授乳の後は必ず塗っていました。おかげで今回は切れずに、おっぱい安定期に入りました。

おっぱい安定期

妊娠に安定期があるように、おっぱいにも安定期がある。と、私は勝手に思うのですが、おっぱい安定期とは、もう赤ちゃんにおっぱいを吸われても、痛くもかゆくもなくなる時期のことです。

おっぱい初期は、なかなか出がよくなく、出ないのに赤ちゃんの吸う力に負けて乳首が切れたり、乳腺の開通ができてないため詰まってガチガチにはってしまったり、出始めた乳でかぶれたり、おっぱいトラブルをそれぞれ内容は違えど、経験する人が多いと思います。

私は3人目こそは！と、早々からおっぱいのオイルケアをしたかいあって、初めて乳首が切れることなく過ごせましたが、それでもやっぱり最初の1ヶ月はおっぱいがガチガチで触っただけで痛いし、乳首は切れてなくても敏感でジクジクするし、チョロリと出る乳で母乳パッドをしててもむず痒いし、赤ちゃんにおっぱいをあげる際には、せいの！で、毎回覚悟を決めて痛いのを我慢しながら授乳しました。

この痛みがどのぐらい続くかというと、私の場合は2ヶ月ぐらいでやっと落ち着いてきます。(全く痛くない人もいると思いますが…)2、3時間ごとに痛みを感じながら行う頻回授乳を2ヶ月続けるのだから、それはもう果てしなく長い道のりに感じます。

今まさに、その時期を迎えてる人、これから迎える人、大丈夫！2ヶ月過ぎて、おっぱい安定期を迎えてしまえば、全然痛くないから‼️その頃には、おっぱいの出も良くなって、赤ちゃんが飲める量も増えるから、授乳も楽になり始めると思います。

長男の時は何にもしないで赤ちゃんを産んでしまい、おっぱいが全然軌道にのらず、完母で育てたかったのに、出来なかったことで泣きに泣きました。

次男の時はその反動から、最初から気合い入りまくって、ほぼ完母を勝ち取ったけど、ミルクを飲めないことでパパにどうしても預けないといけない時に、死ぬほど泣いて可哀想でした。どんなに搾乳しても哺乳瓶が嫌で飲んでくれないから、私のおっぱいが出なくなったらこの子はどうなってしまうのだろう？と思うと病気にもなれないし、四六時中離れられない状態に…完母が全てじゃないって悟ってからは、ミルクにも慣れさせていきました。

だからこそ三男は、完母にしなきゃ！と肩肘張らずに、最小限の痛みでおっぱい安定期を迎え、おっぱいが軌道にのった後も日中に一回、寝る前に一回はミルクを必ず足しています。

これにも、私なりの理由がありますが、長くなってきたのでまた今度書きたいと思います。

それぞれ格闘したおっぱいだけど、長男次男に覚えているか聞いたら、全く覚えてないそうなので、元気に育てば何でもいい‼️が正解なのだと思います。

赤ちゃんはおっぱいだって、ミルクだってちゃんと育つんだから、

ママが辛い思いをなるべくしないように。

おっぱいケアは絶対するべき‼️です。