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【映画観賞記録】「えんとつ町のプペル」は大人がかつて本当になりたかった自分を思い出すきっかけの物語

先日、公開早々に観てきました!

公開したら観に行こうと決めていましたが、西野さんの舞台挨拶があると言うことで、休日の散策も兼ねて日本橋まで。

以前千葉に住んでいた頃はよく出かけていましたが、引越ししてきてからは久しぶりの日本橋です。
母が幼少期に育った街ということもあってか、日本橋の街の雰囲気が大好きなんです。
お天気良くてとても気持ちの良い1日でした^^

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映画ですが、話題になった絵本も含めてわたしは一切の事前情報を入れない状態で観賞しました。
絵本の存在を知った時にはもう映画が公開予定ということを知っていましたので、あえて観ないように情報を入れないように過ごしていました。
(コレ大変なんですよネ〜笑)

それくらい映画はピュアな感覚で観たいなと思っていたのです。

でも、西野さんの活動や背景、思想や言葉などはたくさん知っていましたし仕入れていました。

芸人の西野さんが売れてから絵本作家になるまでの葛藤や挑戦の日々、考えてきたことなども積極的にメディアを通して見聞きしていました。
おそらく新時代のマーケティングをインプットしている方は一度は西野さんの発信するものに触れたことがあるのだろうと思います。
わたしも広告制作を生業(なりわい)にしているので、2年ほど前から少しづつ情報に触れていました。

どういった想いで絵本を作っているのか、またクリエイターとして大切にしていることなど、その言葉の中には私自身はとても共感する部分が多いです。
そして自然と「応援したい」という気持ちになりました。
それは単純なイチ個人への"ファン"とか"共感"とか言うものとも違います。
ただ西野さんが発信しているクリエイティブもマーケティングメソッドも様々なコンテンツも含めた「人や世の中への見方」を応援することで、自分自身を見つめ変化していくきっかけにしようと考えていたのかもしれません。ここ数年はフリーランス10年の節目だったこともあり、わたし自身も変化を望んでいたからだとひしひしと感じます。

そんな話はさておき映画ですが!

朝イチの上映会は冬休みに入ったこともあり子供さんも多く、家族連れもたくさんでした。

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そして作品は大人も子供も楽しめるというまさにエンターテイメントです。
映像は絵本の枠を飛び出して、ディズニーランドのアトラクションを体験しているような躍動感にあふれ、1秒も飽きることはなく最後までストーリーが展開します。

また、物語の中に潜在的に含まれる人間的な善の心へのリスペクトにどうしても胸が震えてしまいます。
こんな風にまっすぐに子供時代の誰の心にもあったであろう夢を描き、馬鹿にされながらも信じ抜く主人公ルビッチにいつかの自分を重ねない大人がいるのかな…と思いながら観ていました。
そして自然と涙が出てきます。

そう言った部分で、子供にとってはディズニーランドのようなアトラクション、大人にとってはかつての自分の中にあった夢をもう一度思い起こすアルバムや古い日記のような映画だと思います。

そして個人的な見解ですが、物語の端々にスピリチュアル(?)な要素が満載なんです。。
西野さんがコレを意図的に描いたのかどうかはあと何回も観て自分なりに解釈したいと思っているのですが!

キャッチコピーにもあるように、
"煙だらけのえんとつ町である少年が「煙の向こうには星があるのではないか?」と考え、夢を追いかけるだけの物語" …だと思うなかれ。
この映画はおそらく観る側の想像以上に幾重にも仕込まれた自然や社会への気付きと人間哲学の物語です。

年末年始にご家族で楽しめるオススメの映画です。
(映画館は空調で管理されたとても換気の良い空間です^^)

今日も素敵な1日をお過ごしください☆


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