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あたらしい働き方について、休み方や休息の取り方という視点で考えてみる
新年に2冊の本を購入しました!
新年にはだいたい大型書店に出向いて、「面白そうな本はないかな…」と書店中を見て回りながら、最近の世の中の動向をチェックしています。
入口で平積みや大きな棚展開をしている本は最近話題だったり、世間的な意識の流れもチェックもできますよね!
そこで、今回購入した本はこちら▼
(※「世界の一流は〜」は、ベストセラーです!)
働き世代に大切な、「休息や休み」について、また「働き方」について新たな視点をもらおう、と。
* * *
わたしは普段はフリーランスのデザイナー、はたまたビジネスコーチとして、基本的には在宅メインでのお仕事をしています。
自宅の一室を事務所にして、ここでデザイン制作のお仕事をしたり、オンラインでのコーチングセッションなどをしています。
制作界隈・業界の方は経験がある方もいると思うのですが(とくに今の4〜60代の方)、とにかく私達の業界は時間がいくらあっても足りない仕事です。
制作やデザインというのは、答えがある世界ではないので、ゼロイチを生むときには、労働時間を超えた時間の中で働いていることもしばしばあります。
締め切りの前などは、深夜に及ぶ仕事も。。
(20代〜30代前半までは徹夜もしょっちゅうありましたが、最近はしない働き方を選択しています。)
9時ー17時の固定時間で“残業なし”、という業界はこれまでほとんど経験がなく、長くフリーランスマインドで生きてきました。
そんなわたしが、今年はフリーランスひとり働き方改革!を今年のテーマにしようと思っているのです。
* * *
ところで話は変わりますが、毎年1月と7月の年に2回、3日間だけ公的機関で講師のお仕事をさせていただいています。
今年も先週から3日間、行ってきました!
昨年は治療で仕事をセーブしお休みをいただいたので、とても久しぶりに時間割にのっとったスケジュールで、一日のお仕事をさせていただきました。
朝の空気を感じながら職場まで歩き、(とても気持ちの良い公園の中を歩いて行きます。)朝、皆さんにご挨拶をし、受講生さんと一日過ごす。
時間割どおりに授業が進み、合間に休憩を時間どおり取りながら、夕方まで。
率直に言って、本当に素晴らしい一日の過ごし方だと改めて思いました✨️
と、同時に身が引き締まる思いもしました。
フリーランスという生業ですと、本当に自分の裁量で仕事のスケジュールが決まりますし、収入もそれによって変動します。
「安定」とは程遠い生き方です(笑)
自分がしっかりしていないと(自分を律していないと)、物事はなあなあになっていく働き方です。
そのへんのマインドは、15年以上のフリーランス人生で培われてきたかなと思うですが、「まだまだだな…」と今回とても感じました。
昨年、病気をしたことも大きいです。
やはり何と言っても健康あっての人生ですし、日々気持ちよく過ごすこと、自身が健康でいることは、事業者としても大切なことだと思います。
そのために、毎日のルーティンや、自分が健康でいるための生き方をきちんと選択していくこと。
それが結果的にお客様への貢献にもなると感じています。
またデザイナー、コーチとしては、クライアントの課題解決において、常に違う視点を提供することも重要です。
セルフコーチングが進んでいる方は、ビジョンや目標が明確で、意識のクリア度が段違いな方もいますが、そんな時、コーチの重要な役割はご本人が気がついていない角度からの視座をご提供することです。
そのためにも、導き手である私自身がクリアであることは本当に重要だと日々感じています。
デザイン業においても、新しい視点や美しさを生むものというのは、作り手
自身の内側がクリアであることだと感じます。
もっというと、自分の意識が整っていること。
サービス提供者や部下を指導する管理職の方、リーダーなどは、実はこの意識のクリア度が最も重要なのだと思います。
なぜなら、常に物事を俯瞰してとらえる第3の視点が必要だから、です。
では、どうやってそれを手に入れるかというと、やはり日々身体面でも精神面でも鍛錬すること、身の回りも思考も整理整頓をしていくこと、そしてデトックス、断捨離をしていくこと、ではないかと思うのです。
部屋も思考も散らかっている時は、この第3の視点に気が付きにくいです。
そして、ビジネスにおいての盲点に気が付きにくくなってしまいます。
* * *
フリーランスでいる以上、通勤をすることは難しいのですが、久々にやってみて、たまにはコワーキングスペースなどを活用してみるのも良いなと感じました。
そして、朝出勤し、コーヒーを買って、働いている方たちがいるスペースで同じ空間を共有しながらPCに向かう。
夕方には終える、夜は仕事をしない。
(一日のうちで仕事のことを考えない時間を少しでも作る、脳を休める。)
そんな、当たり前のことを当たり前にやりたいな、と感じました。
フリーランスだってできるはず!
そこで!
価値観やビジョンを明確にしつつ、事業者としての年間目標や10年ビジョンなどに改めて取り組み、立春までに今年の目標を掲げてみようと思います。
また、一日をメリハリつけて過ごし、ひとり会社のように、タイムスケジュールをして過ごしてみようと思います。
例えば、職業訓練校でも採用されていますが、50分仕事したら5分休憩を取る。
パソコン作業はとても疲れるし、無自覚な身体への負担がとても大きいので、自発的にそれを行う。
休めない日本人って多いですよね。
とくにひとり事業者の方やわたしのフリーランスの仲間はそういう人ばっかりです。
みんなとても真面目で、仕事に対して真摯な方ばかり。
だからこそ、休むことに罪悪感すら感じてしまう…。
でも、世界の一流は休日に何をしているか?の書籍では、そこに対するエビデンスを元にした視点での新しい視点とアイデアを提示してくれています。
本によると、リモートワークの普及で隠れ残業が増加し、平均で17%も働く時間が増えているそうです。
また、企業においては、上司やリーダーこそ残業をしない、積極的に有給をとるなどが求められます。
彼らには、働き方の見本を部下に見せていく任務もあります。
昔の日本では、残業をしている人たちの中で帰りづらい。。。という風潮もありました。
周りはこんなに忙しいのに一人だけ先に帰るなんて!という空気です。
しかし海外では、残業をしている社員には重要な仕事が回ってこないそうです。残業をしているということは、仕事ができない人、と見られる。
(著者はマイクロソフトの執行役員をされていた方です。)
本を読んでいてなるほどなあ〜と感じることが多々あり、これからは健康面も考えながら、心地よく、楽しく、わくわくするをテーマに、新しい視点で仕事を進めていきたいな、と感じていたので、とても良い気づきをもらっています。
まだ読んでいるところなので、楽しみです!
昨日までの講座では、久しぶりの通勤や休憩時間に読書をするのもとても気分が良かったです(^^)!
本のレビューはまた別でしてみますね!
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