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色とりどりのメキシコへ、愛を込めて

旅行でメキシコに行ったと話すと、ほとんどの人が驚きます。

「メキシコって危ない国ってイメージなんだけど…大丈夫だった?」

いやいやいや!メキシコは本当に素敵な国だよ!!と毎回力説します。

現地に住んでいる兄弟に会うため、数年前初めて訪れました。行くまでは不安もたくさんあったけれど、訪れてみたら大好きな国になりました。

好きすぎて旅の写真集作りました(笑)

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安全は最優先で、出歩く時間帯や地域を選んだし、タクシーも調べて安全なところを選んだりしました。

結局はどんな場所でも、自分の安全は自分で守らないといけないと思います。

メキシコの思い出と、魅力の数々

主に滞在したのはアグアスカリエンテスという小さな街と、メキシコシティです。

アグアスカリエンテスの街の中心部には歴史を感じる教会やちょっとしたお土産物屋さんが並んでいました。

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歴史を感じる教会はもちろん今も現役。曇天だなぁ。

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貯金箱かな?ガイコツはラッキーアイテムで、よくお土産物屋で見かけます。

メキシコの食べ物はおいしくて安くて最高でした。タコス、アボカドの入った具沢山のさっぱりしたスープ、豚肉の煮込み、チキンソテーのモーレソースがけ…。

モーレソースというのはチョコレートがベースの黒いソース。甘みよりもカカオの苦味が効いていました。ちなみにメキシコはチョコレート発祥の国なんだとか。

旅先で出会った日本人旅行者さんも、メキシコ料理は日本人に合う味だって言ってましたね、えぇ。

タコスは、たっぷりの野菜とソースを好きに載せていただきます。ワカモレ、サルサ・メヒカーナ、ライムなど。

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中央のお皿に載ってるのはお肉で、このときは牛肉と羊肉だったかな。シートを外した後の写真がなくすみません。右上が温かいトルティージャ。

歴史が奥深くていろんなものが混ざり合ってて、見た目も中身もカラフルなところも、魅力のひとつです。

古代から高度な文明を発達させてきた先住民の文化、それらとヨーロッパの雰囲気もまじりあって同居し、今もあちこちで息づいています。

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メキシコシティのベジャス・アルテス宮殿(オペラハウス)。

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こちらは紀元前2世紀頃にテオティワカン人によって建てられたテオティワカン遺跡、月のピラミッド。(あれ、太陽のほうだったかな。とにかく月と太陽のピラミッドがあります。)

ピラミッドはなかなかの巨大さで、頂上に登ったときは達成感がありました。パワースポットでパワーチャージ!この近辺はUFOの目撃情報も多いとか。

こちらは、メキシコシティで訪れた国立人類学博物館で。

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3世紀頃に建てられたテオティワカン遺跡の一部、ケツァルコアトル宮殿のレリーフの再現。可愛らしいお顔ですが、雨を司るとても重要な神様です。

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じわじわ可愛らしいですが、重要な神様です(二度目)。

世界四大文明はいずれも大河のそばで発達したように、文明が繁栄するためには水が必要です。

メキシコには大きな川がないにも関わらず現代でも驚くような技術を発展させてきましたが、古代の人々を支えた泉や雨はまさに生命を司る存在だったのだと思います。

それらもスペイン侵略で破壊されて…とまぁ、この先は割愛しますが。

あとは人の優しさや、おおらかな雰囲気に触れたこともとても嬉しかったです。

道がわからなくてカフェのお兄さんに道を尋ねたら、英語がわからないながら紙に書いたりして頑張って教えてくれました。

また、兄弟の職場の方々に感謝を込めてホームパーティを開いたら、お子さんや奥さん旦那さんも来てくださいました。

日本では、会社の人とホームパーティーをすることはあまりないのかなと思いますが、こちらではよくあるそう。そしてご家族も普通に来てくれるんだ〜と感じました。

手土産ではそれぞれお菓子やおかずを持ってきてくださったのですが、直径30cmくらいの巨大ケーキがかぶり3つになりましたね。全部おいしかったので問題ないですね。

あとはサカテカスという世界遺産の街のロープウェイに乗ったとき、案内人のおじさんが「このボタン押すと床が抜けるんだよ」と言ってて(もちろん冗談)、おちゃめだなぁと思ったことも印象的でした。

みなさん、変わらず元気に過ごしているといいな。

また訪れる日が来たら…

次にメキシコに行けたら、「青い家」に行きたいです。メキシコを代表する女流画家フリーダ・カーロの博物館であり、彼女が暮らした家です。

眉毛がつながった自画像が印象的すぎて、それ以来気になってしまって。壮絶な人生を送ってきたようで、彼女の生き様をもっとよく知りたいなと思います。

そしてまたメキシコの温かい人たちに会いたいです。

コロナで感染者拡大のニュースを聞くと胸が痛みますが、日本から無事を祈り、おおらかで美しい国に思いを馳せたいと思います。

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メキシコシティの露店の古本屋にて。何気なく撮ったら中央がFrida Kahlo(フリーダ・カーロ)の本だと帰国後気づきました…。運命を感じました(笑)




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