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昨日のつづき
昨日、「エンプティチェアをやろう」で終わっていたので、「エンプティチェアをやった」話を書きます。
全米が震えるような展開はございませんのであしからず。
そもそも「エンプティチェア」とは?
ゲシュタルト療法という心理療法で使われる技法です。
空のイスを用意して、そこに座ってみる。対話してみるというワークです。
応用範囲が広く、カウンセリングで取り入れることも多いですが、セルフでもできます。
不思議なのですが、思い出すとか、想像するのではなく、今ここで感じること出てきた言葉を言ってみます。
怪しいとか、演技とか思っちゃう方には、とりあえず体験してみることをお勧めします。
昨日の私は、力が入らない感覚、腹から力がシューシュー抜けていく体感を味わっていました。不思議な感覚で、その「症状」「体感」との対話をしてみました。
まず、見えてきたのが、こんな感じに↓ぐでーっとしてる姿。
あまりに分かりやすく、ぐでーっとしていたので笑っちゃうくらいなのですが、出てきた言葉は、
「おいおい、どうしたの?」
「なにしてるの?」
「大丈夫?」でした。
ところが、そんなぐでーっとさんの側に座ってみると、その場では力がでないような感じが一瞬あったものの、出てきた言葉は、罵詈雑言、悪態のオンパレードだったのです。
あれ?なんかめっちゃ怒ってます。よね。。。。
唇とんがっちゃってるし、怒ってます。キレッキレです。
めっちゃパワーあるんですね。
散々ダメ出しされた私は、まあ、そうだよなーと思うところもあり、なんとか和解して、力強い肚さんに戻ってきていただきました。
展開はざっくり、さらっとこんな感じでした。
前世が出てくるようなエンタメ感出せずにすみません。(謝りたくなるのは何ビリーフだ?)
でも最後にふと、朝のある些細な出来事が浮かんできたのです。
あまりに些細で、なんてことないことで、一日の終わりにまさか思い出すことになろうとは思わないようなことでした。
その場で、「あ~そうですね(ニコリ)」と合わせました。迎合?ってほど大げさなことでもなく、どうでもいいやと流せる内容だったから、当たり障りなくニコリと笑顔で流したこと。
あ~、思ってもないことを!
それ自体は、自分の価値観を揺るがすようなことじゃないのです。
「自分を殺す」なんて大げさなものじゃありません。
だけど、小さくても、些細なことでも、自分を誤魔化して、妥協して、積み重ねたその先にあるのは、やっぱり「死」なのです。
ナイフのように尖がったオラオラ系になりたいわけではありませんが、思ってもないことなのに、無自覚にさらっとニコリと終わらせていたことに危機感を抱いていたことに気付きました。
自分に嘘をつくことはできない。
「適当に合わせておけばいいや」って思って作った外面なら、それはそれでアリだけど、もはやその自覚すらなくニコリとしちゃっていたのです。
面白くもないのに笑うな!
ナチュラル毒舌全開のぐでーっとさんは、私の本質でした。
自分を見失わずに、進んでいきましょうという結論でした。