世界と切り離された世界に閉じこもって生きていた
大統領選挙だったのか。
アメリカという大国の大統領が決まる。よその国だけど、いろいろ影響があるだろう。
知識としては、4年に一度の大統領選挙が行われていることを知っていた。
いくらテレビを見なくなったとはいえ、チラチラと情報は断片的に触れていたはずだ。トランプさんが銃撃されて耳から血を流している映像も見た記憶がある。
それなのに、こんなにも無関心で、候補者が決まっていて、最終的に決着がつく日なのだということと全く無縁に生きていたように思う。
そのことも恐ろしいし、結果も恐ろしい。
世界は、自分が思っていたのとは違う姿に変化していたのだろうか。
パラレルワールドなのだろうか。
見たいものだけを見て、切り取った世界が全てで、何が正しいかなど分からなくて、ただ自分の世界に立ち続ける。
安全のために閉じていても、完全に閉じた世界では生きられず、開かれたところからの接点に癒されたり傷ついたりして、変化して混ざって混ざらなくて、それでも世界は確かに存在している。ただある。
なんだか、いろいろわからない。
わからないの沼に、今日もズブズブとめり込んでいく。