コラージュ制作体験
つまみ食いシリーズ第二弾はコラージュです。
雑誌等を持参して、気になるものを切り抜いて、台紙に貼っていきます。この時に、ここかな?と置いてみて、フィットするところへ貼ります。
雑誌を持参された方もいらっしゃいましたが、ふだん雑誌を買わないし、このために買うのもなぁ……と考え、フリーペーパー、美術展のチラシ、カタログ、包装紙などをしばらく集めておいて、一部は切り抜いておきました(全部持っていくと重いので)。
教室へ行くと画用紙が置いてありました。5分ほどのオリエンテーションの後、1時間近くかけて早速制作していきます。休憩をはさんで、1人10分でシェアリング、どんな思いで作ったか等を伝え、見た人から質問や感想をもらいます。
制作中は、ものっすごく集中していました。箱庭と同じく、心の動くものを選び、心のままにレイアウトしていく作業は癒しであり、楽しかったです。なんか違うなと思うものは切り抜こうと思いませんし、貼る場所も「ここかな?こっちかな?」と変えてみると、しっくりするところとしないところがあるのは不思議ですね。
出来た作品がこちら。
出来た順にシェアということで、私が一番でした。貼ったアイテムが一番多かったのも「それが私なんだな」と感じたひと時でした。
水は無意識を示すそうです。
「ここ(下の中央寄り)は絵だったのね。上の水面と繋がっているように見えたわ」
「下はモネの睡蓮ですね」
高原リゾート特集も載っていて緑が美しい写真が多かったのに、なぜか水辺の写真ばかり選んでいましたね。
「この仏像は……?」
「(よくぞ聞いてくださった!)これは昨日から始まった展覧会のポスターを見て『なんだこのイケメン仏像は!?』と思ってとても楽しみにしているんです!」
「確かにイケメンです……」
でしょでしょ?
「これは(仏像の左側)遠目にキリンかと思ったら……」
「エビの天ぷらです!」
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こんな感じで5人分、シェアリングしました。他の方はもっと余白がありました。私のギュウギュウぶりは、色々やりすぎなところを反映しているのでしょうか。
最後に、カウンセラーとして作品にアプローチする時のポイントと、置いた場所が示すことの説明が少しありました。
右側・左側の象徴的なものが、文字でしょうか。過去(左)に「サラリーマン」「いい会社、」将来(右)に「おもしろい」「働くっておもしろい」。サラリーマンはもう過去のものなのですね。働くことがおもしろい将来、これは期待できそうです(期待しているからこうなった?)。
空間象徴図も細かく見ていくともっと何かあるでしょうから、この先も箱庭やコラージュの学びを深めると面白そうです。そうなると基本はユングなのですよね。しかし、次のイベントはアドラーです。
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予定通り、高校の同級生(かつ産業カウンセラー)と一緒に受講しました。
事前に届いた受講案内に「四つ切画用紙が持ち帰れる袋」も持参すること、とあり、B4ぐらいのイメージでいたので大きいなと思いました。それもメールで話題になると、彼女は「もっと貼るものを持っていかないと」と書き、私は「(足りなかったら)余白の美ってことで」と書いていました。
出来上がってみると、彼女は美術展のチラシを中心に大きめのパーツをドカンドカンと貼っていて、余白なんて言っていた私はこんなにみっしり貼っていたのでした。
そんな違いも楽しいものです。
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