【展覧会】コスチュームジュエリー
開館20周年記念展
コスチュームジュエリー
美の変革者たち シャネル、スキャパレッリ、ディオール
小瀧千佐子コレクションより
パナソニック汐留美術館にて
2023年10月7日(土)〜 12月17日(日)
10:00~18:00(入館は30分前まで)※夜間開館の日もあり
水曜休館(12/13は開館)
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飛び飛びで有給休暇を消化中、この日は朝からパナソニック汐留美術館へ。
あなた絶対これを観に行きますよね?というファッショナブルなお姉さんが前を歩いていて、思った通り回転扉に吸い込まれていきました。
第Ⅰ章 美の変革者たち
オートクチュールのためのコスチュームジュエリー
第Ⅱ章 躍進した様式美 ヨーロッパのコスチュームジュエリー
第Ⅲ章 新世界のマスプロダクション
アメリカのコスチュームジュエリー
この美術館は入口の横に映像を流すコーナーがありますが、今回は先に映像を観れば良かったと思いました。とはいえ、展示から出てきたら入場待ちの列が出来ていたので、入れる時に入った方が良いのでしょうけれど。まあその位、映像がよくまとまっていました。
というのも、大ぶりデザインが多いコスチュームジュエリーとはいえ、一つ一つは小さいです。空いている展示ケースに移るうちに、「これ誰の?」「どこのメゾン?」とすっかりまとまりを見失ってしまいまして。人混みを避けるからなのですけれどね。
ヨーロッパでは宝飾品の歴史ありきのコスチュームジュエリーだったのが、アメリカに渡ると貴族の歴史がない分、一気に広まったのが面白いですね。そして、戦禍を逃れてユダヤ系の職人がアメリカに渡ったというのも……心理学を勉強していても、ユダヤ系の精神科医や心理学者が渡米してアメリカでカウンセリング文化が花開いたわけで、戦争の影響がコスチュームジュエリーにも及んでいたのかと思いました。
コスチュームジュエリーは、模造石の変遷が面白いですね。精度の高い美しいガラスが作られ、そこに着色できるとより幅が広がり、更に物資不足の戦時中でも代替品が作られて。素材の歴史とも言えるのかもしれません。
💍
チケット売場で、撮影可能な場所が3カ所あると案内があります。やはり終盤のルオーの部屋の近くでした。
ポストカードは可愛いのを2枚。
鳥はシトリンとブルートパーズ、尾はスチールブルーのサファイアとガーネットで作れそう……なんて思ってしまいました。
フクシアはパライバトルマリンのような色ですが、アパタイトもこういう色が出ますね。でも、アパタイトはちょっと柔らかくて、褪色するので着用するジュエリー向きではないのですが……。
コスチュームジュエリーというと、アイリス・アプフェルさんを思い出します。
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