人事が疲弊する季節です
社内を歩いているとあちこちで声をかけられて、自分は人気者なんじゃないかと勘違いする季節が到来しました。そうです、年末調整です。
今年は基礎控除の申告書(兼配偶者控除など)という新しい書式が追加になりましたけど、あれ、見積もり収入を書かせる意味なくないですか?どうせ12月までの給与・賞与の実額で計算するわけですよ?どうしてそういう余計なことをするかな、と思います。
そもそも、年末調整自体が今の時代に合わない気がします。昔は終身雇用で転職の方が珍しく、会社に保険のオバチャンがやってきて保険の勧誘をして、給与天引きで保険が全て完結していたのかもしれません。
でも、給与天引きになっている保険料等だけで年末調整をして、他に保険やら住宅ローン控除やらあるなら、確定申告すれば良いじゃないですか。どうして会社で「他に保険に入ってたら出してね」とか「住宅ローン控除あったら出してね」とか纏めないといけないんでしょうかねぇ。
今は外部に委託している会社も多いことでしょう。フルアウトソースならお任せで良いのですが(でも高い)、従業員対応はしてくれなくて年末調整の計算しかやってくれない所に頼んでいると、結局人事の手間がかかるんですよね~。
その上、今年はコロナの関係で雇用調整助成金やら休業支援金やら、やたら書類を沢山作って押印して、しかも社員はほとんど在宅勤務なので郵送の手間まで増えました。
加えてこの時期、新年度の保育園やら学童やらのための就労証明書が多いこと!あれも、全国同一書式にして欲しいです。というか、会社があそこまで証明する必要、あります?
そんなわけで、人事がヘロヘロになる季節です。全国の人事の皆さん、なんとか乗り切りましょうね……。
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