何か国産の柑橘類がないかと八百屋っぽいお店に行ったら、黄カボスがありました。えっ、こんなに入って158円!?(税抜)
数年前までなら、涼しくなるとコクのある紅茶をミルクティーにしていたものですが、牛乳のアレルギーがわかってからは、何か柑橘類を入れています。
ニルギリにレモンやオレンジを入れるのが、華やかな香りが引き立って好きでした。コクのある茶葉や渋めの茶葉に柑橘類を入れると、軽くなってこれはこれで爽やか。
国産レモンが買えない時はスダチを。だったらカボスも良さそうです。調べると、あまり全国的には出回らないとありました。愛媛産が東京で買えてラッキー☆
パスタ
こんなにあるなら紅茶だけでなく、お料理にも使ってみましょう。シシャモでパスタを作り、仕上がり際にカボス果汁を絞ってみました。
緑のカボスと違って、熟れていると果汁が凄いですね。切っただけで飛び散るほど(もったいない!)。わ~、爽やかで香りが良いし、風味アップですね。
産地の方が「何にでもカボスを絞る」というのがわかる気がしました。
カボカボ煮
あの八百屋なき後に行くようになった八百屋+αのお店に「ホックリ系です」とポップのついたカボチャがあると、必ず買います。ここのホックリ系は本当にホクホクしています。
そのカボチャを煮る時に、カボスを入れてみました。煮ながら漂う香りに覚えが ── サツマイモのレモン煮ですわ。
カボチャの甘味を生かすべく砂糖は入れていませんが、カボスの酸味があるので、甘いのがお好きな方は砂糖を入れても良いでしょう。私は酸味女王なのでこれで。
冷凍
紅茶に入れる柑橘類は、切った生のものを保存容器で冷蔵する他、輪切りを重ならないようにラップに並べて冷凍保存もします。凍ったままカップに入れてアツアツの紅茶を注ぐと、温度が下がるのも感じずおいしく飲めます。
皮ごと使いたいのでできるだけ無農薬、最低でも国産。無農薬と表示のないものは、粗塩でゴリゴリと洗ってから切っています。
皮も細く切って一緒に冷凍しておくと、ほんの少し浮き身にしたいときや、ちょっと風味をつけたいときに便利です。なるべく平らにして冷凍すると、使いたい分だけ折りとれます。
輪切りの方がなくなっても、紅茶の茶葉の方に皮を仕込んで一緒に淹れると、ほのかに香ります。捨てるところ、ナシ。