フィードバックをもらって果敢に挑戦
週末に、ライブでカウンセリングをして、その場で振り返りをしてフィードバックを貰うという演習がありました。午前1セッション、午後2セッションで2日間。え、3連休?なんですか、それ?
初日の1セッション目にクライエント役、3セッション目がカウンセラー役でした。クライエント役の方が悩みがなくて困ってしまうのですが(多分カウンセラーあるある)「最近モヤモヤしていて、これ何でしょうね」という事を探っていくようなお題を話しました。
自分の中にも正解はなく五里霧中で、
「どこから話したら良いのかよくわからなくて」
とおっしゃるクライエントと同じような状態でした。カウンセラーとの対話でどこに行くのだろう、と少しワクワクもしました。
自問自答とは違う問いかけが来ますから、それによって考えてもみます。ちょっと思ってもみなかったことがわかって、今後折りに触れて考えるきっかけとなりそうです。これも傾聴の効果の一つでしょう。
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自分がカウンセラーの時は録音し、振り返りの時に必要に応じて再生して応答を検討します。1日目は再生することなく、観察者と演習講師のメモ、カウンセラーとクライエント役の記憶で行いました。
「三人寄れば文殊の知恵」ではありませんが、誰かが
「ここの応答が気になったんだけど、何か意図はありました?」
と聞いてカウンセラーが詳細を思い出せない時、他の観察者が
「前段はこんな流れだった」
とメモを見ながら言い、つなぎ合わせると当時の様子が蘇ってきたりするものです。
枠は6人分あるところ、今回は5人グループだったので1枠余り、全員またカウンセリングをライブですることになりました。短いのでもうプロセスなんて考えていられませんから、自分の課題と貰ったフィードバックを元に試してみる感じです。
私がクライエント役の時は、果敢に試されました。観察者も
「ナイストライ、果敢に試してましたね~」
試された方は「喰い気味に聞かれると話にくいのがわかりました」でしたが、ちょっと極端に試してみることで、ちょうど良い塩梅が見つかるものなのです。これは本物のクライエントで試すわけにはいきませんからね。
先月の講習では隣のグループだった方と同じグループで、仲良くなれたのも収穫です。
さて、と。録音から逐語記録を作成しないとなりません。今は半分ほど文字に起こせたでしょうか。大失敗はしなかったはず……と思っていましたが、小失敗は初っ端からしてましてよ!