"人間ドック” 健康診断との違いは。
こんにちは!
セールス担当の宮沢です。
前回は、健診事業における収益性についてお伝えしました。
↓ 記事はこちら。
今回は、最も効率よく収益を上げられるの『人間ドック』について、
解説していきます。
人間ドックとは
人間ドック・各種健康健診との違い
人間ドックは任意の健康診断となります。
各種健康診断と人間ドックは、どちらも「身体の健康状態をチェックする」意味合いを持っていますが、検査内容が大きく異なります。
人間ドックは、生活習慣病や胃部や・肝臓・胆嚢・膵臓・腎臓・脾臓の5臓器検査などオプション検査項目を含めるなどすると、身体全体のスクリーニング検査を受けることが可能です。
また他にも受診日当日に医師からの結果説明や専門スタッフからの保険指導などを受けることもできます。
また、よく聞かれる『がん検診』ですが人間ドックと違う点としては
自治体でも受けることができることです。
がん検診は地域住民を対象とした「対策型がん検診」として受け、費用の一部は公費負担となります。
費用について
人間ドックは、健康保健外であるため基本的に全額自己負担となります。
しかし住んでいる市町村や、所属している健康保険によっては補助また助成金を受けられることができます。
また民間の健康保険に加入している場合も、人間ドック優待割引など受けられることがあります。是非チェックしてみてください。
人間ドック健診施設機能評価
日本人間ドック学会は、受診者が安心して健診を受けられることを目的として人間ドック健診施設機能を評価しています。
学会が定める様々な審査項目をクリアすることで、『機能評価認定施設』となります。
また一度認定を受けた後も、さらに良い施設となることを目指して5年毎に再審査を行います。
受診者目線の審査項目
審査項目は大きく分けて「理念達成に向けた組織運営」「受診者中心の良心な健診の実施」「継続的な質改善の取り組み」の3つになります。
その中でも以下のポイントは、健診をより効果的に生かすために大切な点です。
全国の認定施設
全国の認定施設は、414施設(2022年9月時点)です。
施設数は年々と増え昨年から約100施設ほどが、新たに認定を取得しています。
人間ドック学会が定める「機能評価認定施設」は健診を受ける際に施設を選ぶ基準ともなり得るため、認定取得はあらゆるメリットをもたらすでしょう。
まとめ
健診施設を持っている病院やクリニックにおいて、健診の収益性向上はメリットが多いです。
中でも人間ドックは収益率は高く、全体収益の向上に大きく関わる点となります。
『人間ドックを受けられる施設』として選ばれるためには、
受診者がより安心かつ正確な検査を受けられるよう環境と体制を整えることも重要です。