【音ノート】爾来(じらい) with Strings
作詞:おーるど・じょー(歌詞)
作曲:あとりさん
編曲:はなぢー
爾来w/はなぢーstrings🎻
https://www.spooncast.net/jp/cast/3818774
元々、「弾き語り配信者への挑戦状5」の企画であとりさんが作曲・演奏された曲。作詞は「じょじょ」こと「おーるど・じょー」。おとぎ話的タッチで始まる「僕」が救いを求めて彷徨う物語、だと自分では解釈している。この画面スクショ1枚分の歌詞は本当に大好きで作曲希望上位候補だったが、あとりさんが見事に当選し、素晴らしい曲をつけた。聴いたときのショックは本当に半端なくて、もう何度聴いたかわからない。なお、あとりさんは現在は EINE さんという名前で活動されている。以下 EINE(アイネ)さんと記載します。
ある日、EINEさんがツイッターで呟いたのを見てしまった。
これに思わずリプしてしまった。
どう見てもただの変なおじさんです。大変申し訳ありませんでした。
ここから「クリックに合わせて、ボーカルとギターを別に録音したトラックが頂けたらめちゃくちゃうれしいです」とダメ元でお願いしたら、あっさりと頂けてしまい、
このころは在宅でなく、毎日出社していたので、通勤電車で3日間ぐらい、iPhone ガレバンでストリングスを打ち込んだ。完成のイメージがあったわけではなかったけれど、ストリングスアレンジのアイデアが次々と湧いて、ほとんど手戻りもなく一筆書きのように作ったように記憶しているけど勝手に脳内補正で美化しているかもしれない。ただ間違いないのは、大好きな曲とオリジナルご本人のボーカルトラックをガイドしながら、自分のエゴの塊のようなフレーズをつけるという夢のような日々だったということだ。
アレンジが完成して、ミックスして送付させて頂いたところ、「このオケをバックに歌い直したい」と言ってもらえた。自分の想い入れが強過ぎて、やり過ぎ感が気にはなっていたので、歌を後入れして貰ってしっくりした出来になったらいいな、とは思っていた。
後日送ってもらったボーカルは圧巻だった。
曲のオーラスに、もうベタベタにお涙頂戴なチェロを入れていたのだけれど、それを圧倒するボーカルは全く自分の想像を超えていた。
「大切なもの全ては連れてゆけない」
じょじょがどのような意味でこの歌詞を書いたのかは知らないし、聞いても教えてくれないだろうし、聞くつもりもない。
EINEさんも、どう思って歌っているのか、わからない。
ただ、リスナーの一人として思う。
「連れてゆかれなくても、それは大切でなかったとは言えない」
そう思ってアレンジを付けたわけではないけれど、結果としてそういう音になっていると思っているので、そういう観点で一度聴いてもらえるとうれしいです。
EINEさん、じょじょ、ありがとう。
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