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【詳細版】戦略コンサルのケース面接対策
前回の記事では、ケース面接、フェルミ推定の概要、戦略コンサル対策における重要性、例題、種類に触れてきました。
この記事では、筆者の実際の選考経験や、実際に各ファームに在籍している友人の話をもとに、それぞれの企業群でどの程度のレベルが求められるか、意識すべきポイントを説明します。加えて、十分なスキルを身に着けるためにはどのような対策をしていけばよいのかを紹介していきます。
各ファームのケース面接レベル
まずは難易度順に各企業群と対応するケース面接の難易度、求められる水準を見ていきましょう。今回は、以下の4分類で説明します。あくまでも難易度を説明することを目的としているので、大雑把な分類になっています。
上に行けば行くほど、ケース面接の難易度は高いと考えて下さい。
①MBB
マッキンゼー、ベイン、BCGの3社。網羅的に構造化すること、施策や計算に論理性を持たせることは共通で求められる。細かいレベル感、重視している点はファームごとに異なる。
選考フロー全体の長さ、タフさ:マッキンゼー>BCG>ベイン
各面接の問題の難易度:マッキンゼー>=ベイン>BCG
アウトプットに求められる正確性、緻密さ:ベイン>マッキンゼー=BCG
マッキンゼー:
面接は1次~3次の4回程度で、2次面接は2回ある。英語面接も必須となる。3社の中も選考フローはかなりタフ。
短時間で計算、施策だしを完成させる思考の速度、構造化、網羅性が求められる。
1回の面接につき問題が3-5つほど出され、検討に必要な要素の数出し、図表の読み取り(図表から読み取れる事実、示唆を答える)、損益分岐などの計算、最終的な戦略の結論出し等をアウトプットする。
時間設定がタイトなうえ、問題数も多いため思考の体力が求められる。また、各問題で網羅的に構造化して答えることが非常に重要。アイデアの面白さなどもプラス評価になる。計算は概算でもOKの場合が多いので、その点はベインよりも優しい。全体的に一定水準できていれば問題ない。
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