栗を煮る
例によって父がどこからか拾ってきた栗が届く。何年か前に拾ってきたときは、まーー小さくて剥いていられない栗だったけど、今年のは立派な栗。
既にこの前もらった第一弾を平らげていた。なのでそこそこおいしいことはわかっている。そのときは母が既に茹でてくれていたものだったけど、今回は生。
水に浸けながらどうやって食べるか考える。せっかく大きな栗だから、甘露煮にしてみよう。なんだかんだ忙しがって丸一日浸かったままになってしまった。
固い皮も渋皮も剥いた。頑張った、すごく大変だった…。少ない量だけど30分はかかった。
栗ご飯に入っている栗は誰かがこうやって苦労して剥いていてくれたのか…?と思わずにはいられなかった。
昨日はここまでで力尽きて、今朝、きび砂糖を大さじ1だけ入れてコトコト煮てみた。
ネットのレシピを見るとクチナシを入れているレシピが多かったけど、そんなオシャレでマニアックなものは用意してないので、色はきび砂糖まかせ。
煮ている間にほろほろ割れてしまったけど、一応出来上がり。食べてみるとおいしい!砂糖が少ないかと思ったけど栗の味がちゃんとしていてちょうどよかった。
朝ご飯に焼き魚とご飯を出したら、3歳が「パンがよかったのに!」とぐずり、共鳴して1歳もぐずっていたけど、栗を出したら二人ともコロっと機嫌を直していた。
これはしばらくとっておきの逸品になったぞ。