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【Midjourney】自分の顔をコラージュして年賀状用の画像をAIで生成してみた(印刷もしてみた)。

こんにちは、ハナコストックです!

今回は、Midjourneyの「InsightFace」というプラグインを使って、
年賀状用の画像を作ってみました。

「InsightFace」はMidjourneyで生成した画像に
自分の顔をコラージュできるプラグインです。

フォトショで自分の顔を合成しようとしたら、
かなりヤバい感じになりますが、さすがMidjourney様!
美しく仕上げてくれるので、やり方を記事にしてみます。


今回、自分の顔写真をアップするので(公共のサーバーだと恥ずかしい)
自分専用のサーバーをつくって、そこで生成するのがおすすめです。

こちらの記事に「自分専用のサーバー」の作り方を紹介していますので、
よろしければ合わせてご覧ください。

では、早速やっていきましょう!



InsightFace(プラグイン)を入れる

InsightFace」のサイトへアクセスします。

以下の画面が出てくるので「サーバー名に追加:」のところに
自分のサーバーの名前が出てくるので、それを選択します。
(筆者のサーバー名は「hanacostock」です。)

「はい」を選択したら、「認証」をクリック。

すると、以下の画面が出たら完了です。


自分の顔写真をアップロードする

画像を生成するチャンネルを作成しておきます。
名前は適当でいいですが、今回は「年賀状」にしています。

プロンプト入力欄に「/saveid」と入力します。
「sa」とか入力するとコマンドが出てきますのでそれを選択。

以下の画面になるので、ここに自分の顔写真をドラッグするか、クリックして画像を選択してください。

すると、アップした自分の顔写真が表示されるので、以下の入力欄に写真の名前を入力します。名前は自分の名前でもなんでもいいです。

私は顔が認識されやすいように、普段かけているメガネを外し、証明写真のように真正面を向いている自撮り写真をアップしました。


年賀状用の画像を生成する

年賀状の画像は、お好みの画像を生成してください。

私は来年の干支である「蛇」に跨った女性の画像を生成したいので、「かぐや姫」をテーマにしたこちらのプロンプト(英語)で生成していきました。

何度か生成を繰り返して、以下の画像が生成されましたので、どの画像に自分の顔をコラージュするのか決めます。
私は4つ目を使おうと思いますで「U4」をクリックして拡大します。


生成した画像に自分の顔をコラージュする

コラージュしたい画像が拡大表示されたら、右上の3つの点「…」をクリックします。
メニューの中の「アプリ」→「INSwapper」を選択。

すると、以下のように自分の顔がコラージュされた画像が生成されてきます。(とっても簡単)

どうでしょう?
元のAI美人と比べると顔のビジュアルは貧相になりさがりましたが、
合成具合はかなり自然な仕上がりです。

私的には自分史上最高の美人に仕上がっております。
(すみません、別人です。)
まぁ知人に出すだけの年賀状なら、笑って許してもらえるかと思います。

絵に余白が欲しい場合は「Zoom Out」

年賀状にする際に、もう少し絵に余白が欲しい場合は、一度「Zoom Out 2x(2倍)」などで画像をアップスケールしてから画像をコラージュしていきましょう。


フォトショップAIで調整

今回生成したのがこちらの画像です。このままでもいいのですが、足元の蛇の顔が隠れているので、フォトショップAIで調整していこうと思います。

なげなわツールを選択して、フリーハンド(適当でいい)で女性の足元を選択。
コンテキストタスクバーが出てくるので「蛇の顔」と入力して「生成」をクリックします。

すると、このような画像に調整することができました。
気に入る絵が生成できるまで、何度か試してみてください。

PhotoshopのAI機能では、画像の修正や拡張が簡単にできるので、Midjorneyが苦手な微調整も、フォトショップでの画像調整がおすすめです。

以下の記事でやり方をまとめていますので、よろしければ合わせてこちらもご覧ください。


印刷用の画像にリサイズする

偶然生成された以下の画像が個人的に気に入ったので、
こちらを実際の年賀状にしていきます。

(すみません。ここまで散々ヘビ姉さんで解説しておきながら。。。)

Midjorneyの気まぐれでできたこちらの画像ですが、日の丸の扇子を持ってジャンプしてるって(笑)美しいのに笑えますよね。

「zoom out 2x(2倍)」でこのように余白のある画像に生成しました。

そして、「InsightFace」で顔写真と合成。

すると、こんな小さくて、しかも横顔でも
ちゃんとコラージュしてくれました。(似てないけどね。)

こちら生成された画像を年賀状に印刷するには解像度が足りないので、
リサイズしてから入稿します。

画像サイズを簡単にリサイズできるのはkakudaiacです。


しかし今回のようにモデルの顔が小さい場合、kakudai acでリサイズすると潰れてしまう場合があります。

画像を拡大して見てみると顔が潰れている。小さいからそんなに分からないけどね。

画像の内容にもよりますが、その場合はフォトショップの「スーパーズーム」2〜3倍ぐらいでのリサイズがおすすめです。

フォトショップの「スーパーズーム」の使い方はこちらで解説しています。


印刷して年賀状に

この画像はフォトショップで左の背景を拡張して文字を入れ、プリンパで印刷しました。(プリンパは紙を選べるので個人的によく使います。)

今回は全面に印刷したかったので、ポストカード印刷にしました。

※年賀状など官製はがきへの印刷は、フチなし印刷ができません。
(四辺に白フチがでます)

今回ちょっとキラキラした紙にしてみたかったので、「ペルーラ スノーホワイト」にしたのですが、間違えて135kgにしてしまったため、ぺっらぺらで印刷されてきました(泣)

雑誌についている返信ハガキぐらいの厚さなので、簡単に曲がる。

郵便はがきの場合は180kgはないとダメですね。
泣く泣く、再入稿しました(もちろん自腹)。

まとめ

今回コラージュするための画像を生成していきましたが、モデルがなかなか正面を向いてくれなくて苦労しました。

プロンプトに「looking at viewer(こちらを見る)」と入れてみると、シーンよりも女性メインになってしまったり。

最終的には、女性の顔の表情をリクエストするプロンプトを追加したり、細かいシチュエーションを以下のようにプロンプトにして生成しました。

今回「InsightFace」プラグインを使ってみて、

顔が似るかどうかはアップした顔写真の状態や、Midjorneyの気分(?)次第だったりもするのかもしれませんが、仕上がりは自然で、そんなに似てなくても美しく表現してくれるので、さすがMidjorneyだなと思いました。

個人的にはアイデア次第で面白い年賀状ができるのが楽しかったです。



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