お嫁さんにしたい女性って褒め言葉?
最近化粧をめっきりしなくなった
オランダ在住のハナコです。
昨日X(Twitterって実はまだ言いたい。)で石田ゆりこさんのインタビューがネットニュースに上がっていた。
若い頃のお嫁さんにしたい女優No.1だった事がすごく嫌だった。っていう記事。私は若い頃、可愛くもなかったしモテもしなかったが何故か石田ゆりこさんの記事を読んで私が20代の頃女として居心地悪い世界に居たことを思い出した。
多分日本在住の女性なら少なからず体験した事あるかもしれない。
30代になったら生き残り。だの、
そんなんじゃ婚期逃すよ〜
〇〇さんそんなこともできなかったらお嫁にいけないよ。
それらの言葉は男性が生み出した女性の理想像の押し付け。
その女性像の象徴だったのが若い頃の石田ゆりこさん。
知ってる人らに女性像押し付けられても不愉快なのに知らない男性に格付けされるって言われてみれば確かに気持ち悪い。
私は80年代生まれ。団塊世代の親父や上司に揉まれて生きてきたので社会人になってからは当たり前のように言われていたし、それらを言われる事が日常だった。日本で男社会の会社で会社員をしていた私。団塊世代の親父らは悪びれもなく20代の若造の私をマスコット扱いしたし、上司のセクハラ発言にも笑顔で切り返さないと仕事できない女扱い。
違和感はめちゃくちゃあったけど、めんどくさい女と思われるのが嫌で当たり障りなく交わしていたし女同志の会話でもそれがおかしい。とは思いつつも気にしないように生きていた。
更に私の20代は雑誌がこぞってモテ服、合コン必勝スタイル!ファッション雑誌はモテる為の情報の嵐だった。モテることがクールなんだろうか?結婚がゴールなんだろうか?今ならはっきり違う!!!と言える。けど時代と男性が押し付ける女性像の呪縛で実はかなり苦しんだ。
結婚したい。付き合ってもらいたいと思ってもらえる様にしとやかにしてみたり、知ってるのに知らないふりをして男性を立てたり、マジでキャバクラのテクニックとかやってみたりした。(今考えるとマジで恥ずかしいけど実践したっ当時はモテたかったから)
歳をとって今はっきりと言える。
マジでやめて!!
そんな媚びた自分はやはり本当の自分ではなく、モテる為に習得したテクニックはヨーロッパでは役に立たず、、、だけど本当に知らない事は知らない〜教えて!て聞けるのは異国でとても大事なスキルだけどね。
最終巡りに巡ってオランダ人とご縁があって結婚した(離婚したけどっ笑)
離婚したことも間違いだとも人生の汚点だと一切思ってない。
(この考えに到達するプロセスはまた書きます。)
最後にゆりこさんが「歳を重ねて若さがなくなった今の方が自分らしい気がする。」と言っていて、正にその通りだな。と40代になって50代の彼女が代弁してくれて嬉しくなったの。女性の未来明るいじゃん!って。
おっぱい片方なくなって離婚したけど自分らしさを大切にイキイキ生きたい♪
そんな気持ちをノートにまとめてみました。