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自己紹介文みたいな記事、オランダ在住のはなcomです。
いきなり、私は印象の良い人間を演じるのは得意な方だ。
しかし深い人間関係を構築するにつれて頭の中が混乱してくる。
こんな私で大丈夫?
どう言ったら次は相手が喜ぶだろう?
たまに幽体離脱した気分で言葉を発しているところがある。
それは私であって私じゃないような感覚。
真実の言葉で話していないぶん会話の後に何を話したのか必死で思い出しては反省会。
演じていた仮面がずれて相手にドン引きされたどうしよう?不安でいっぱいになりすでに距離を取りたくなってしまう。
演じる事が得意なら役者になれば良いじゃないですか?
冗談混じりに人から言われたこともある。
コーチングやカウンセリング重ねる内にだんだんわかってきたのは実は私は創造的でユーモアな人でありたいという事。
何故か本当の自分でいる事を恐れて一般常識人として日本人を演じてることに気づいた。
幼少期から変わったキャラクターだった。いじめに合わない様たくさんの人を観察して普通の人はどう振る舞うのか?一般常識的にどうやれば笑われないのか?馬鹿にされないのか?
元々分析好きも相まって、日本の一般常識人を演じる事ができた。
会った人は私を面白い人だと人は思うけど一般的におかしい人だとは思わないレベルまでいけた気がする。
しかし演じまくっているので人と話すのが疲れる。人に会うたびに鎧を纏うので一人になるたびにホッとする。
私の次のチャプターが開いたのがヨーロッパへ移住した2014年。
また新たに一般常識人 inヨーロッパverを分析して構築して行かなかればいけなかった。日本で培ってきた一般常識人は残念ながらオランダでは通用しなかった。
またコミュニケーションテクニックゼロからスタート♪
オランダは私にとって自由すぎた。
日本でこうあるべきだ!これって常識でしょ。
実は枠がある事は堅苦しくもあり、楽だったのかもしれない。
型にハマればいい。母国語だし何も考えなくてもいい。
オランダはある程度常識はあるけれど、何より自分の意見、自分の個性をどれだけ最もらしくアピールするかがポイントだ。
※あくまで私の見解です、、、違ってたら人それぞれだと思ってスルーしてね♪
はいはいっ、いやちょっと、、、なんて当たり障りのない会話をしていると相手に言いように利用されてしまう。
さらにヒートアップしてくると上から被せるようにディベートを重ねてくる。(あっこれはほぼ元旦那の事ね、)
元旦那よ、この10年間。
あなたのお陰でディベートスキルがアップしたよ。ありがとう。
あと自分が鬱になったお陰でバウダリング(他人と自分の境界線)というコミュニケーションで自分を守るとても大事なスキルを知った。
そして一般常識人でいる事にヘトヘとに疲れてる自分に気づけた。
オランダは一般常識人ぶっていても所詮移民だし言語も完璧ではない。
常識もクソもなかった。
嫌われてもいいや!
もう演じるのやめよう!
出産して鬱になって離婚して乳がんになって
どん底に足がついたら吹っ切れてる自分がいた。
吹っ切れたら一気に何重にも武装していたフィルターが剥がれて
世界がフラットに見えた。
武装フィルターが取れたお陰で視界が広くなった。
今なら呼吸するように友人関係が作れるかもしれない。
離婚をして自由の国で更に自由になった。
そして不便も不自由も全て自分の責任で処理することになった。
異国で生きるために助けて!って言える様にならないと生きていけない。
プライドなんてクソ喰らえだ。
友人関係をどうやって深めていけばいまだに良くわからないけど自分のことをさらけだす事に恐怖は前より感じなくなってきた。
気持ちも身体も軽い。
この状態の自分が好きでもある。
次のチャプターが開きかけてる気もしている。
どんな自分が待っているのか楽しみだ。
次の自分にはもっと素直でいようと思う。
私の一番の味方は私でいる事にする。
終わり。