独自性は自分の内面から生まれる
他人の趣味を受け入れていないか?「ほとんどの画学生と、いわゆる成功した画家の多くが「モチーフ」を探そうとして自然の風景のなかに出かけるとき、彼らの内面が乏しいため、無意識のうちに、画廊で見かけて気に入ったほかの画家の絵と同じようなものを作り出してしまう。
彼らはたぶん何百回も自分だけの主題のそばを通り、感じ、楽しんだであろうに、自分の感動をきちんとはかれず、自分自身への信頼に欠けているせいで、それらを無視し、すでに評価を得た他人の趣味を受け入れてしまうのである」 ―― ロバー