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ラジオ体操考えた人、天才だと思う

筋肉痛になった。ラジオ体操で。

まさか冗談でしょと思うけれど、まぎれもない事実だ。人はラジオ体操を全力でやると、筋肉痛になる。


日課となったラジオ体操

さて、なぜ唐突にラジオ体操の話をはじめたかというと、最近の外出自粛で動かなくなったためである。ひどいときにはスマホの歩数計が示すのは4歩。一日中パソコンの前にいるような気もしている。

そんなわけで、パソコン地蔵のような毎日が続き、とはいえ食事の量が減るわけでもなく、身体が勝手にカロリーを消費してくれるわけでもなく。

こりゃ太るな。運動不足だ。

そこでとりあえずやってみようと思ったのがラジオ体操。走ること以外の運動神経をどこかに忘れてきてしまった、HP少なめのわたしでも難なくこなせるちょうどよさ。

そう思って、1日2回、ラジオ体操をはじめた。
つま先や手の先まで意識して、全力で手足を動かしてみると、意外と息が上がる。思ってたよりずっときつい。これはなかなかだ。


そして翌朝。まさかの筋肉痛である。

おい嘘だろう、ラジオ体操ごときで筋肉痛になるのか。どれだけ筋肉がないんだわたし。運動不足にもほどがあるぞ。まったく情けない。

ラジオ体操の歴史

ふと気になって、ラジオ体操のはじまりを調べてみた。

1928年、昭和天皇の即位を記念してつくられた「国民保険体操」がスタートする。当時はまだ平均寿命も今ほど長くなく、国民全体の健康を願って作られたらしい。

その体操のコンセプトが以下の通り。

・簡単でだれでもできるもの
・どこでもすぐやれるもの
・調子がよく、気持ちがいいもの


(いや待てよ、そんな優しいコンセプトの体操で筋肉痛になったわたしは何なんだ)

ちなみに今のラジオ体操第1は、3代目だそう。しかもラジオ体操第3まであるらしい。第2までしか知らなかった。

続けてみようラジオ体操

いやしかし、ラジオ体操でこれほどまで全身を使うとは知らなかった。こんなにも計算された、たかだか5分程度の体操を考えつくなんて素晴らしい。当時の人、がんばって考えたんだろうな。

気持ちの問題かも知れないが、ラジオ体操をすると頭もすっきりするし、今後もしばらくは1日2回ずつ続けていこうと思う。

ただ、それだけではやはり運動不足は解消されないので、たまにはウォーキングやランニングもしよう。

みなさんもぜひ、ラジオ体操を日課に。ただし、全力でやると筋肉痛になる(かもしれない)のでご注意を。


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hanaco|カメラマン・ライター
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