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愛しの古都
こんにちは。
18歳と時、熊本から京都へ引越し、激動の約8年間を過ごしました。近代日本文学なんて、上の空。与えられてしまった、シェークスピアを苦心して読んでいたくらいしか記憶がありません。
武道の鍛錬に励み、ライブハウスや牛丼屋のアルバイトに明け暮れて、余暇にギターを弾いたり、お酒を飲んだりしまして、京を満喫しました。
碁盤の目に沿った様々な通り名。
南北に走る、油小路通り、堀川通り、麸屋町通り、大宮通り・・・。
東西に走る、五条通り、六角通り、姉小路通り、蛸薬師通り・・・。
上げるときりがありませんが、覚えると大変便利です。待ち合わせなどに。
関西弁の言葉のユニークさと面白さは、秀逸です。
「〜してはりますか?」
目上の人に使う表現です。例えば、「先輩は喫茶店にいてはりますか?」・・・。
初めて耳にした時は、目を丸くしました。こんなんタメ語やん、と。
でもでも、日常的に使われているんですよね。僕も最近は使いませんが、京都にいた際は、多用していました。
京都は景観を維持するために、多大な努力をされています。鴨川を歩いていましても、整備された遊歩道に品を感じます。
そうそう、鴨川にはカップルが座っています。そのカップルは誰が支持したわけでもありませんが、等間隔に座るんですよね。インターネットで検索してみても、面白いかもしれません。『鴨川 カップル』と・・・。現地へ行き、見学する方が有意義ですが。鴨川のカップルたちも、京都の心に自然と浸っているのでしょう。
街の景観を維持するためには、努力が必要だと考えます。やはりゴミが落ちていたりすると、見栄えが悪いものです。河川敷や道路の脇の雑草が多い茂っていますと、見栄えが悪いものです。人間は誰しも自分本位ですから、そこを抑えて街のために尽くす。そういった小さな行為が、巡り巡って住みやすい街になるのではないでしょうか。
京都の街は本当に住みやすかった。また、住みたいと思います。京都愛と文学愛は負けません。争うものではありませんがね。
先日のことですが、京都出身の同僚と話すことがありまして、京都愛について熱く語らいました。京都につきましては、書きたいことがあり過ぎまして、纏まりのないnoteになっていますが、ご勘弁を。時が来れば、的を絞って書きたいと思います。今回は、感情の赴くままに。
川端康成先生の『古都』を一読頂けますと幸いです。
花子出版 倉岡
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