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小豆洗い🫘

むかしむかし、体が障害のある小僧がいました。
その小僧は、体から不自由であったが数を数える事がとても得意で、お茶碗に入った小豆の数もタライにいっぱい入った小豆も見るだけでパッと数を言い当てる事が出来ました。
そんな特技を持った小僧の事を和尚さんは可愛がり、将来は寺の住職に継がせようと考えていました。
しかし、それを妬んだ悪い僧が小僧を井戸に投げ入れ殺してしまいました。
すると、その後、夜な夜な小豆を雨戸に投げつけたり、夕方には川沿いで「しょきしょき」と音を立てて小豆洗い、数を数えるようになりました。

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