エゴと虚飾の狭間で
人生も折り返しを過ぎて、今更ながらに改めて生きるということを考えることになるとは思いもよらなかった。
2000年過ぎた辺りからのメディアでの報道姿勢等を見て少しずつ違和感は感じていたのかもしれないが、それが確信に変わったのはやはり2020年のアメリカ大統領選挙になるだろう。
その後から本格的に色々と調べ始めてからは自分がどれだけ狭い視野でしか物事を見てなかったかを思い知らされてしまった。
テレビを洗脳装置と言ったのは誰だったか、昔から当然ながら解っている人は解っていたし、本能的に理解していた人も勿論いたが、情報化社会と呼ばれる世の中になり、実際に情報が氾濫している現在において、メディアから垂れ流されている情報を何の疑いもなく鵜呑みにしている人達はどれだけいるのだろう?
様々な機関でメディアへの信頼度調査というのが行われているが、一つの指標として世界価値観調査によると他の先進国と比較して日本は新聞などのメディアからの情報を信用する割合が多いいう調査結果がでている。
最近はあまり表立って聞かなくなったが、パソコンが普及し出した頃はネットリテラシーや情報リテラシーと言った言葉でしきりにネット上に氾濫する情報に対しての危機感を煽っていたが、それに比べてメディアリテラシーの醸成がほとんど為されていないと感じる。
しかし、あくまでも個人的な感覚としてではあるが、大統領選以降においてメディアからの情報に疑問を持っている人が増えてきているように思える。
情報メディアも組織である以上、そこにはスポンサーや会社自身、株主等の意向があることを理解しなくてはならず、さらに言うとその意向にはエゴに塗れた視聴者の利益にならないだけでなく、不利益にしかならない内容も多分に含まれることを理解しなければならない。
それらを踏まえると、自分だけでなく家族を守る為に現在は今まで以上にメディアリテラシー、ネットリテラシー、情報リテラシーそれぞれの力が試される時代が来ている。
そして、目に留まった誰かの役に立つことを願って微力かもしれないがブログを始めてみようと思う。
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