読書記録2.手放す練習 〜自分に取り入れたい、しぶさんの考え方〜
3月はいろいろ身の回りの整理をしています、はなです。
先月引っ越したけどあわてて物を運んだせいでモノが多いし
パソコンはいらないフォルダが散らばってたし(片付け完了)
レシートも散らばってたし(確定申告終了と同時に整理完了)
そんな中、ミニマリストしぶさんの本が発売されたので、読んでみました。
この本を読んだ理由
ミニマリストしぶさんの考え方が気になるから。
しぶさんの活動を応援しているから。
この本を読んだ目的
ミニマリストしぶさんの考え方の中で、自分に取り入れられるものを知る。
この本の内容と感想
けっこう斬新な内容でした。
「だ」「である」の断定系で言い切る言い回しもカッコいい!
個人的に印象に残った点を3つにまとめました。
1.ものが多いと、そのために働かないといけない
ものが多い
↓
お金がなくなる
↓
お金を稼ぐために(多くの人は)時間を切り売りして働く
↓
ストレスがたまる
↓
ストレスを発散するためにモノを買う
(一部省略しています)
このうち、「お金を稼ぐために時間を切り売りして働く」というところが今まであまり深く考えたことなくショッキングでした。
「時間を切り売り」という表現が…
時間を切って売っている意識はなかったけど、労働って自分の時間を誰かに捧げているわけなので立派な「切り売り」ですよね…
お金を使うから働かないといけない。
逆にいうと、
お金を使わないなら、働かなくていい。
(自己実現のために何かしら社会貢献はしますけど)
本書とは別の「年収90万でハッピーライフ」の方も、働く時間を極限まで減らして隠居生活をされているようです。
働くのは当たり前だと思っていましたが、
お金を使うから=ものを増やしたいから
↓
働く
という視点を得られたことで、
「お金を使わないなら、頑張って働かなくてもよい」という考え方を得られたのには、目から鱗でした。
2.余裕がないと視野が狭くなる
あー、そうだよな…
そんな声が聞こえてきそう。
そう、人生には余裕が大切です。
ぼーっとする時間の余裕とか、
相手のことを考える気持ちの余裕とか。
これがないと、人に八つ当たりしてしまい人間関係にヒビが入ってしまう。
んで、その余裕を作るには、
空間的にも、時間的にも、お金的にも、
モノがない方が有利って話ですね。
3.身軽になるとやらない言い訳が減る。結果、行動力がUP!
そう…
仕事で時間が奪われていると、
「忙しいから○○できない」と言い訳してしまいがち。でも、
時間的に身軽になると
「忙しいから」と言えなくなるんです。
身軽さのメリットは、ほかに述べられています。
旅行カバンが軽いと、軽やかに行動できる!
モノが少ないと、気軽に引っ越しができる!
そのほか私のアイディアで言うと
パソコンが軽くなる(余計なファイルをパソコン本体に保管しない)と、
パソコンの作動が早くなりサクサク作業が進む。
身軽になることのメリットは、身の回りにたくさんありますね。気になる方は、探してみましょう!
この本を読んだ後の行動計画
・頑張って働きすぎない。ミニマムに生活してもいいという視点を持っておく。
・時間と気持ちの余裕を持つ。
・身軽さを意識する
ミニマリストとは直接関係なさそうに見える行動計画ですが、それが本書のいいところ。
ものを減らそう!だけにとどまらず、人生の新しいアイディアを得られる本です。
季節の変わり目に断捨離したい
方はもちろんですが、
最近ちょっと悶々としている
新しい生き方の指標が欲しい
整理整頓のメリットを広い意味で腑に落としたい
そんな方にもオススメです!
3月4月は特に。新しいシーズンに新しい一歩を踏み出したい方はぜひ読んでみてください。
その他、この本の魅力
しぶさんの1冊目の本もそうでしたが、表紙をめくるとご本人の「真っ白で床面積90%超え?」と思われる部屋の写真があります。
そのほか、持っている服やスマホの待ち受けなど、しぶさんがどれほど余計なものを削ぎ落としているかが分かる写真ばかり。
視覚的にもしぶさんの魅力とポリシーが伝わります。
個人的に、表紙うらにうっすらしぶさんの影が映っているのが気になりました。これはなんの意図でプリントしてあるんだろう…
追記→よく見たら、この影はプリントでなく、本本体に印刷されたイラストが透けてるだけだった……笑
こんなところにイラストを配置するなんて、なんかセンスあるな。
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