6年目の準備はじめました。
もう6年、まだ6年。
どちらかよくわからないし、そんなことより続けなきゃ。ただその一心です。
ジャズとようかんの前身にあたるお店「CREEKS.」は熊本地震の本震が発生する前日2016年4月15日が最後の営業となりました。あまり知られてないですが、熊本地震は一時期(今でも?)、熊本・大分地震と呼ばれていて湯布院も震度6弱を記録しました。そしてCREEKS.は閉店。
その後、音楽部門の旅する音楽が立ち上げた文化支援プロジェクトLOST&FOUNDの企画により、2017年から毎年4/14-16の3日間熊本地震の追悼配信を行なっています。
2017年 haruka nakamura, 内田輝, baobab
2018年 内田輝, 山本啓 (NABOWA)
2019年 akihisa yamaguchi feat.J.Lamotta すずめ
2020年 当真伊都子
2021年 太田美帆
ジャズ羊羹って
どこにそんなこと書いてんの?と機会があってジャズ羊羹誕生の背景や裏話、込めた想いを話すと決まってそう言われます。そして「勿体ないよ、それHPで分かるようにしなきゃ」とも。はい、そうっすね。おっしゃる通り。でもね、なんかね・・・
せっかくこうして触れているので書いておくなら、ジャズ羊羹って、"音楽をもっと暮らしのそばに" そんな想いでお届けしているんです。いや綺麗に言いすぎたか。「信頼できる音楽見つけて、たくさん聴きなよ、絶対その方がいいって」くらいのテンションかも。何がいいって、すぐには分からないかもだけど、ここぞって時に居てくれて良かったぁって心から思える時が来るんです。来るんだって、本当に。。。ウルサいね。
ジャズ羊羹って可愛いね、美味しいね、それは間違いなくすごく嬉しい褒め言葉です。だけどそれ以上に嬉しいのは「たまには音楽聴こうかな」、ジャズ羊羹がきっかけでこう思ってもらえること。これだな。
心を持った「人」という生き物には、やっぱり音楽が必要。だと思うのです。
だって信頼できる音楽さえあれば、時に楽しさを増し増しにしてくれたり、時には哀しみにそっと寄り添ってくれるのですから。
ジャズ羊羹で、音楽のある風景を増やしたいです。
LOST&FOUNDって
ライブコンサート企画をやってきた「旅する音楽」が、熊本地震で被災した体験からスタートさせたプロジェクトで、"失ったから見つけた美しさ" をテーマに、傷ついた人々がまた歩き出すためにと、小さなアクションではありますがポツリポツリとやってきました。それは小中学校でのライブ体験企画だったり、被災地支援をするOPEN JAPANさんへお渡しする募金呼びかけだったり、熊本地震の追悼配信企画だったりです。どれも頼まれてもないのに勝手にやってる活動です。
それは、かっこつけると、音楽のちからを信じてるから。になるし、活動を続けているのは、ジャズ羊羹を生み落とした理由であり、音楽よ少しでも届け・広がれ、と経験もコネもないところから想い一つで販売を続けている意義そのものだからです。
Pray for Kumamoto & Oita 2022
毎年迷う。どなたに頼もう、いろんな方の顔が浮かぶし、そのどなたになったとしても、熊本や大分に心を寄せて、きっと最高に優しい音楽を作ってくれるんだもん。だから悩む。だけど、巡り合わせだろうなぁ。
今年のアーティストさんが決まりました。お名前はまだ言えないですが、快諾してくれて本当に本当に有難うございました。
復興には「一見すると」、という部分と「実はまだ」という "光と影" が存在するんだろうと思います。どうか光が届きずらい隅っこの方を音楽で優しく照らしてあげてください。
さあて、裏方も頑張ります。
▼ 旅する音楽 投稿より ▼
大好きなアーティストさんに快諾頂き、配信曲の準備が始まっていますよ。
熊本地震に限らず、その他抗いようのない自然災害で傷ついたすべての人に光をもっと。
熊本地震追悼音楽配信 " Pray for Kumamoto & Oita 2022 "
今年も4/14-16に @yufuin_creeks より配信予定です。