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ミサに帰る。

律法を守ることは、
多くの供え物に匹敵し、

掟に心を留めることは、
和解の献げ物に、

他人の親切に報いることは、
穀物の献げ物に、

施しをすることは、
感謝の献げ物に匹敵する。

主に喜ばれるには、
悪事に手を染めず、
贖いを受けるには、
不義に手を染めないことだ。

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旧約聖書・シラ書35.1-7
年間第8火曜日
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今日はひとときの梅雨の晴れ間。

教会のあじさいを、いつもここで会う子と一緒に撮ってみました。

ミサには元々、神様のところから、日々の暮らしの中へ私たちを「派遣する」という意味があるそうです。

洗礼準備のころ、神父様に貸していただいた本にあった「ミサに帰る」(ミサに行く、ではなくて)という言葉がとてもいいなぁと思って、それ以来、毎朝聖堂に入ると、十字を切りながらイエス様に「おはようございます、ただいま帰りました」、ミサのあと出るときは「ではでは今日も行ってまいります」と、心の中でご挨拶をするようになりました。

そうして、朝のミサで朗読される聖書をおすそ分けさせていただくようになって、そういえば半年とちょっと経っていることに気付いたところ。

引用は短いほうがたぶんカッコいいし、読みやすいのかもしれないけれど、基本的に、カトリックではない方や、聖書を開いたことのない方にも、できるだけ内容を掴んでいただきやすいように、ちょっと長めのことが多いです。

添える文章も、決して山のように勉強しているわけではなくて、むしろ、神様と出会ってほやほやの視点で日々思うことや気づいたことなので、これからも温かく目を通していただけたら幸いです。

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**5/25 rosary marathon**
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*タ・ピーヌの聖母教会
Bagilica of the Blessed Virgin of Ta'pinu

タ・ピーヌの聖母
Blessed Virgin of Ta' Pinu

*マルタ/ゴゾ島
*すべての教師、学生と教育に携わる人々のために
For all teachers,students and educators

かつては長崎の神学校や修道院で受け継がれてきた、手編みのロザリオ「長崎編み」。伝統を受け継いでいけるよう、ひと目ひと目、祈りを込めて編み続けたいと思います。