見た目が普通でも”笑顔と個性”で美人に太刀打ちできること。

世の中って割と見た目で決まってしまうこと多いですよね。

美人だとそれだけで印象が良かったり、何もしなくても人が集まってきたり。収入においても、見た目が普通の人に比べて美人の方が高いという調査結果も出ているくらい。偏見もあるとは思いますが、一般的に”美人は得をする”イメージが強いですよね。

今回は、職場で実際に”見た目が有利に働く”と感じたエピソードと、見た目が普通なりに奮闘した私の話をお伝えしていきたいと思います。

見た目が普通な人＜美人

私が配属になった店舗には、誰が見ても「あの人可愛い！」と言われる女性スタッフがいました（以後Ｙさん）。彼女がいると、お客様がご来店されて私がお声がけをしても、話の途中で「あのスタッフさんて彼氏いるんですか？」と聞かれたり、フィッティングの中で「あの人に接客してもらいたかったなー。」と呟かれたり・・・。地味に傷つきました。

ユニセックスのブランドですが、男性のお客様の方が多いので、こういうことも頻繁にあったんです。

そしてＹさんは名前もすぐ覚えられて、指名で来る方もいたりして。同じ女性としてとても羨ましかったし、それと同時に劣等感も大きかったです。だから出勤が被るのが嫌で(笑)

こんな一生懸命に接客しているのに、見た目で選ばれてしまうのかと思うと、悲しいし悔しかったんですよね。だから、どうしたら美人と対等に渡り合えるようになるんだろうと考えました。

”笑顔”の見た目が普通な人≦美人

Ｙさんはどちらかというとクールビューティーなタイプで、接客の時でもあまり笑わない人でした。それなら私は”笑顔で見た目を補おう！”そう思いました。

笑顔で接客したくらいで補えないでしょ？と思った方もいると思います。
でも女性の笑顔に弱い男性は多いはず！笑顔は女性の武器とも言いますからね。そして笑顔の人には好印象を持つものです。だから常に感じのいい笑顔でお客様に接していました。

するとだんだん、私を気に入って来てくださるお客様が増えてきたんです。これは本当のことで、それだけ”好印象”がもたらす効果というのは大きいんですね。これでやっと同じスタートラインにつけた！と思ったのですが、それでもやはりＹさんには売上なども及ばず、何が足りないのかまた考えました。

”個性”溢れる見た目が普通な人≧美人

Ｙさんに追いつくことばかりを考えていましたが、そもそも同じを目指す必要なんてないんです。同じには絶対なれないから。だから逆にお互いの違いに着目してみました。

Ｙさんは”凛としたクールさ”と”美貌”が強み。

では私は？？

見た目が普通ならではの”親しみやすさ”と”お茶目さ”

それが強みだと思いました。
対照的な部分を前面に出すことで、見た目を越えて、キャラクターとして好かれるスタッフを目指すことにしたんです。

人は十人十色。Ｙさんみたいな人がはまる方もいれば、私みたいな人がはまる方もいる。そう思うと、だんだん劣等感よりも自信がついてきました。

自信が持てると人は変わるし、自信のある人は不思議と美人でなくても輝いて見え、人も集まってくるもの。

徐々に私のファンになってくださる方が増えてきました。

”笑顔”と”個性”が武器の見た目が普通な人＞美人

”笑顔”と”個性”は誰でも関係なく通用する武器。これが自分らしさであり、強みだと思ったら、見た目なんて気にならなくなりました。

この２つを携えていけば美人にだって負けず劣らず太刀打ちできる！

その証拠に、「お姉さんに会いに来ました！」と言ってくださる方や、「お姉さんで良かった！」と嬉しい言葉を頂くことが確実に増えたんです。

人は見た目で決まってしまうこともありますが、自分の努力次第でいくらでもその結果はひっくり返すことができる。

そう、見た目が普通でも、美人を上回ることもあるんですよ！
こう思えるまでには苦労もたくさんありましたが、自分の強みや良さを知ったら、自分のことを前より好きになれました。

今自分に自信がなかったり、嫌いな方に少しでも届けばいいな。