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食費高すぎのニューヨークで地元民に教えてもらった安いひとりごはん
最近、友人が一人旅でニューヨークに行き、食費が高すぎて悶絶していました。
「カフェの朝食は16ドル、カフェラテは6ドル…朝からすごい金額が飛んでいく」
頼んだのは普通のアボカドトーストだったと言いますがそれが約2500円でコーヒーが約900円、朝食だけで3千円以上。量は多いけど。
「ビール一杯が8ドル(約1200円)する…」「さらにチップが最低15%加算されて…」
「食費高すぎて財布が絞られる…」
これはまずいと思った友人は、外食を安く済まそうとストリートフードを試してみたそうなのですが、何か(材料か衛生面か)がお腹と合意しなかったようで、のちにトイレに駆け込むことに。
そんなメッセージを受け取った私(スペイン在住)は困った時には地元民に頼るのが一番だということで、知り合いの若者リキくん(NY在住)におすすめを聞いてみることにしました。
リキくんはニューヨーク生まれニューヨーク育ち(「郊外だよ」と言っていましたが)の20代の青年。
さすが地元の若者。質問したら「ちょっと待ってね」と、わずか数分後には6軒の店の名前をササッと教えてくれました。リキくんの優しさ、そしてジェネレーションなのか返信の速さにも感動。
リクエストしたのは、とにかく安くて、お腹をくださないようなディーセントなおすすめ。リキくんはマンハッタンでひとりごはんしやすいレストランや安いテイクアウトの店も含めて教えてくれました。
私はニューヨークに行く予定は全然ないし、行ったこともないのですが、せっかく地元民が良い情報をくれたので、記録にとどめておこうと思います。
最も安く食べられることで一番に教えてくれたのがマンハッタンのチャイナタウン3軒。ニューヨークのB級グルメ。ランチが5ドル以下(!)、10ドル以下でたらふく食べられるなんて激安です。
ニューヨークの激安ご飯はチャイナタウン
①Jin Mei Dumpling(中華)
手作り餃子屋さん。口コミは星4.7でかなりの高評価。
餃子15個で5ドル(約750円)という脅威の安さ!いったいどうやったらこの安さが実現できているのかミステリーですが、私の友人は教えてもらってすぐに食べに行き「おいしかった」と言っていました。
テイクアウトで、道や公園ですぐに食べるというスタイル。
②Shu Jiao Fu Zhou(中華)
麺類や汁物が多く、寒い日に良さそう。店内に座れます。10ドル以下。
こちらも口コミが4.6で高評価。レビューは2千件以上あります。
③North Dumpling(中華)
点心専門店。にら饅頭やワンタン、麺類もおいしそうです。10ドル以下。
こちらもレビュー4.6の高評価。同名の店舗は複数あるようです。
おそらく②Shu Jiao Fu Zhouだと思うのですが、リキくんは「ピーナツヌードル試してみて!」と言っていました。汁なしの混ぜ麺みたいなもののようです。B級グルメ感があります。
ひとりごはん・ランチに高くないレストラン
④Tiki Chick(サンドイッチ、ホットドッグ)
カクテルバーですがランチタイムから開いていて、安くておいしいのチキンサンド(5ドル)が人気のようです。セントラルパークすぐそば。星4.6の高評価。
⑤Flor de Mayo Restaurant(ペルー料理)
ペルー料理店(アジアも含めた多国籍料理)。お米のメニューもあり。11時から開いていてランチ利用可能。3000件近いレビューがあるので安定の人気店のようです。こちらもセントラルパーク近く。
⑥Berimbau Brazilian Kitchen(ブラジル料理)
ブラジル料理。安くはないけどおしゃれな雰囲気のお店。
平均価格がランチなら20〜30ドル(←West Village店。Midtown店はもっと高い)と、これまでのレストランよりちょっと高めの値段ですが、ブラジル系アメリカ人のリキくんおすすめなので、本格的においしいのでしょう。
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世界で最も物価が高い都市にランクインするニューヨークで安く外食するには地元民情報、事前のリサーチが欠かせないなと(私は渡航予定がないけど)思いました。
それにしても中華街の安さは感心するばかりです。どうやって成り立っているのか気になるところですが、材料のお肉が本物であることを信じて、今後もお手頃な価格帯で生き残って欲しいものです。
個人的には②Shu Jiao Fu Zhouと③North Dumplingの麺類をすすりたいです。リキくんありがとうございました。
(地元情報をくれたリキくんとの出会いについてはこちらに書きました↓)