本当の初心者に勧めたいUnity以外のゲーム作成ツール
ゲームを作りたい。ゲームクリエイターになりたい。
Unityってのを使えばゲームを作れるらしい。サイトを見るとカッコいいロボとか綺麗な風景とか作れてる。すごい! やりたい!
でもゲームどころかプログラムもしたことないぞ!
今日はそんな人向けの話。無料〜個人でも買えるものを中心に。
悪いことは言わない。Unity以外から始めるんだ。Unityより簡単だから。
「変数とか言われてもよく分からない!」「とりあえず作ってみたい!」という人向け
『ティラノビルダー』
画面をクリック、台詞を入力するだけでゲームが出来ちゃう。超簡単!
「条件分岐」を使えば変数の理解も進むはず。
「変数ぐらいは知ってるよ!」「俺はRPGが作りたいんだよ!」という人向け
『ツクールWEB』
『ウルフエディタ』
後者はRPGツクールのフリー版といった感じ。通称ウディタ。
RPGを作りたいと思っている人は一度どちらかを触って「クッソ面倒臭ぇ!」という感覚を味わった方がいい。「既存素材があるのにこんなに面倒臭いのか……完全自作するとなったらどうなるんだ……(ガタブル)」という感覚、大事だと思うんだ(それをどうにか完成させた時の快感はすごいぞ)。
それにエターナってもいいじゃない。初心者だもの。
(※エターナる:途中で挫折して永遠に作品が完成しないこと)
「アクションやシューティングはー?」という人向け
ググってくれ(他力本願)。
一応アクションゲームツクールが2018年夏に出るらしい。あまり自作したことの無いジャンルなので他は分からん。(ちなみに東方ProjectはC++で独自に書いてるらしい。すごいね!)
この辺りはUnityの得意ジャンルでもあるので、いきなりUnityでも良いと言えば良いんだが、上記のノベルかRPGを触っておいた方が「必要素材」や「プログラム的考え方」が分かりやすいとは思う。
どこまで出来たらUnity使っていい?
自分の作りたいゲームの要素を日本語で説明出来るようになったら。
例えば「プレイヤーは2Dで出来たマップ内を上下左右に移動出来る。障害物がある場所は移動出来ない。ドアに入ると建物内マップへ移る。キャラクターの前でAボタンを押すとそのキャラクターの台詞が表示される」とか。
例えば「自分のキャラクターと相手のキャラクターが1対1で向き合う。自分のターンには戦闘コマンド4つ。『戦う』を押すと最大4つのスキルが表示され、選択した物を使用する」とか。
Unity開いてアセット入れてスタート!ってしてもいいんだが、いかんせんUnityは自由度高すぎて逆にどうしたらいいか分からなくなるはず。ティラノやツクールやウディタはこの辺が選択肢として既に画面上に出ているので分かりやすい。
とりあえず「背景を表示→キャラを表示→台詞を表示 という流れで処理が進む」とさえ分かってさえいれば、後はUnityでどう作ればいいか、という話に落とし込める。
その為に、自分の作りたい内容をまず日本語で書く。文章が難しかったら図でもいい。
これをプログラミング用語では「設計」という(本当はその中の「要件定義」「仕様策定」ではあるが)。
千里の道も一歩から。Unity以外にも間口は多い(勿論アンリアルエンジンだっていい)。
最初は「出来りゃあ何使ったっていいんだよ!」というスタンスでいけばいい。今はスマホでゲーム作れるアプリも出てるし。
やってみて、つまらなかったらやめればいいさ。さぁみんなでゲーム作ろうぜ!
余談:私の場合
最初は『CardWirth』(1本だけシナリオリリースしたけどタイトル何だっけかな……)か『NScripter』(結局未完成)のどっちか。
その後Flash、RPGツクール、Unityと遷移。吉里吉里もちょっとだけ触った。
時代を感じる? そんなー。
いいもの食べていいゲーム作りたいです。良ければサポートお願いします。