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誰かの道標になりたかった。誰かに恩を送りたかった。あれから2年。

クジラボさんのイベント「ママ教員のキャリアのリアル」登壇しました。


話すの下手だし今教員じゃないし
2人ともフォロワーさんたくさんだし
私の部屋に誰も来なかったらどうしよう

と震えてたんですが

た、たのしかったです………

みなさんの参考にどれくらいなったのか心配ですが🫠少しでもお役に立てたのであれば嬉しいなと思います

セミナーの番外編、とまではいかないのですが

深夜のテンション&お酒のパワーで、少し私の思いみたいな部分をお話させてください。



ママ先生として復帰した年は「ママ先生の道標になりたい」「私が後輩ママたちの道を作るんだ」って思っていました。

スーパーウーマンじゃないと続けられない世界を変えたいって。

「オンオクリ」というアカウントも作って、ママ先生だからこその楽しさを発信していきたいなって思ってたの。

けど、心も体も疲弊してしまって、辞めようって決めて…

あれもこれもやりたかったけど、無理だった。凡人じゃなにもできない。働き続けることすらできなかった。そう思って絶望してた。

けど、落ち込んだときにはいつも、心理士さんに言われた言葉を思い出すようにしてたんです。

「辞めるという選択が、誰かの道標になる場合もありますよ」

じゃあもう、そうなるしかないっていうか、そうなろう、そうなりたいって、思ったんだよね。

正規を辞めても、道はあるよ。
楽しく、持続可能に続けられる道があるよ。

そう伝えられる人に、そういうタイプの道標になろう。

そう思って、辞めてからの1年間なんやかんや発信を続けてきた。まぁとはいえ鳴かず飛ばずというか。ライターとしてスケールすることに精一杯。

でもその甲斐あってか、独立できるところまで想定の1/3の時間で辿り着きました。

そうして、今年度。非常勤からも離れて、別の角度から教育に関わるようになり。先生という肩書きを失うことが怖かったけど、それでも、一気にキャリア系のセミナーのお声がけが2件(うたママさんのイベントと、今回のクジラボさん!)も入ってきて……。

あのね、
正直めちゃくちゃ嬉しいんです……🥲

一回失ってしまった夢を、別の形で叶えても、いいの?チャンスをくれるの?って。

フルタイムで働いてたとき、周りの先生たちに本当にたくさん助けてもらって、でも私にはなにも、直接返せるものがなくて、悔しくて。先生たちはみんな「次のママ先生に返せばいいんだよ」って私に言った。その思いで「オンオクリ(恩送り)」を作って……だから、辞めてしまったらそれができないって思ってた。

けど、いま、私、少しはそれができてるのかな?

これから私が歩んでいく道も、誰かの道標になるのかな?

そうだといいな。

今年はそのスタートにようやく立ててる気がする。

「オンオクリ」を辞める気はないの。
かわいいロゴも作ってもらってあって気に入ってるし、恩送りもしたいって思ってるし、何か別の形でもいいし、サービスでもいいし、居場所でもいいし、形にしたいって思ってる。はなちゃんの名刺にも、オンオクリのロゴが入っています。


かわいいでしょう…🎀


ネガティブ繊細気質だし発信もまちまちだし勇気もなかなか出せないようなタイプの人間だけど、それでも、「誰かのためになにかしたい」ってそういう気持ちがあって、誰かなお役に立てるなら、苦手でもセミナーにも出るのです。

内弁慶な私に素敵な機会をくれた、うたママさんの非常勤×◯◯企画にも、今回のクジラボさんにも、本当に感謝しています。ありがとうございました。

今日いっしょに登壇してくださったアヤさん、うたママさん、ミチカさんも、ありがとうございました。

スーパーウーマンじゃなくても、子供がいても、事情があっても、好き!楽しい!ってのびのび充実して働けるような、そんな世の中になりますように。その一助に、少しでもなれていますように。

そんな願いを胸に膨らませながら、今日は眠ります。

7月も頑張ります。
おやすみなさい。

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猪狩はな|教育ライター
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