#2.台本(2分程度)「白と黒」

全身 白い服と黒い服を着ている2人 

白 女の人
黒 男の人

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♪〜陽気な音楽が流れる〜♪
明転


黒「あぁ~、美味かったな〜ここ!
     なぁ、また来ようぜこの店。」

白「うん、行く行くー!」

黒「あっ。そうだ。
     今度はたかしの奴も誘おうぜ!」

白「えぇ!?それはいいよ~///
     たぶんあの人仕事で忙しいし💦」

黒「そんなん誘ってみなきゃ分かんねぇだろぉ?
      待ってるだけじゃ何も起きないぜ?」

白「そぉだよね…うん、分かった!」

黒「ハハッ、こいつやっぱちょろいなww」


暗転

明転

白「あぁ〜やばい、どーしよう!!
     たかし君と今、
     ちょ〜いい感じなんですけどー!!」

黒「な?誘ってよかっただろ?
     ていうか、
     もぉこの感じなら付き合えるんじゃね!?
     今いい雰囲気だしさ〜、告っちゃえよ!」

白「えぇ、そんなん無理に決まってるよ//
      絶対断られるよ💦」

黒「だからそんなんやってみなきゃ分らんだろ?」

白「これ一回しかないんだよ!?
     次はもうないんだよ?」

黒「ったく、めんどくせぇ!どけ!!」

白「きゃっ!」      

黒「…あの、ずっと前から好きでした!
     付き合ってください!!!」

白「…えぇ!?お前が言うの!?」


成功する


黒「いいんですか?
     はい!こちらこそ、よろしくお願いしす!」

白「成功しちゃったよ!
    マジで!?え、たかし君、マジで!?」

黒「だから言っただろ?いけるんだって!」

白「えぇ!?本当にぃ?
     これ、夢じゃないよね!
     たかし君っ!…たかし君!!」


白が嬉しそうに たかし君とハグをする


黒「まっ、俺に任せれば後悔なんてしねの!!」

暗転


明転

白、酒飲む仕草

白「あいつ、マジちょーむかつく。
      浮気とか信じらんない!」

黒「おぉおぉ、珍しく怒ってるね〜
     もぉ今にも殺しそうな勢いじゃん!
     どーする?本当に殺っちゃう?」

白「え、でもさすがにそれはダメだよ。」

黒「…ったく、毎回毎回チキりやがって
     俺の言う通りにして後悔した事があったか?
     ねぇだろ!?」

白「でも、今回だけは絶対にダメ!」

黒「お前だって我慢できねぇんだろ?
     だったら代わりに殺ってやるよ!」

白「ダメ!それだけは出来ない!」

黒「あぁぁぁあ!もぉうるせぇ!
     てめぇは酒にでも溺れて眠ってろ!!」

白「ダメ、待って!やめて!!」


黒 指でパチンと鳴らす
白 気を失い後ろを振り返ってうつむく。

その背中には  理性   と書かれている


黒「…ったく、これだから真面目な生き物は
     嫌いなんだよ。
     じゃあ待ってろよ、たかし君よぉぉ!」


ナイフを取り出す
♪〜OPと同じ陽気な曲が流れ始める〜♪


黒「ハハハ…ハァハッハッハッハ!!!」


後ろを振り向いて高らかと笑う
その背中には   欲望   と書かれている



暗転

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