Hana Murakami

ケンジントンの肖像/Architectural Assistant in London…

Hana Murakami

ケンジントンの肖像/Architectural Assistant in London/23/🇯🇵→🇦🇺University of Melbourne (2019~2023)→🇬🇧HPI Visa

最近の記事

星の王子様に会った日 フランスRonchamp旅

24歳の誕生日の週末、建築アシスタントとして働いているロンドンからフランスロンシャンに行くことにした。フランス東部、スイスとの国境からは60キロほどの小さな小さな街である。 なぜロンシャンに行こうと思ったか。 ロンシャンには建築を志すものなら誰もが一度は感銘を受けるル・コルビジェの設計した、正式名称はNotre-Dame de Haut という(以下ロンシャンの礼拝堂と書く)、小さな礼拝堂がある。 後述するが、とにかくマスをここまで景観を味わえる状態のまま操れるのかと。

    • バルセロナ旅で人生を変える美しさを考える

      スペインはバルセロナに初めて行った。今のロンドンにある建築事務所で働き始めて最初の夏休み、ロンドンに遊びに来てくれた仲良しの先輩が日本に帰ってから私は1人、二日間だけバルセロナへ飛んだ。 このNoteで書きたいことは山ほどあるのだが本当に建築を志すものとして間違いなく行ってよかった街だった。23歳、これまで14カ国ほどに行って3カ国に住んだけれど間違いなく建築への概念を一番変えてくれた街。全ての感覚や常識がひっくり返ってしまった。 私のありのままの感想を言葉にしようと思っ

      • 建築スケッチを極めたい 半年間ヨーロッパを描き続けて変わったこと

        ロンドンで夢だったPart 1 建築アシスタントとして働き始めて七ヶ月。HPI (High Potential Individual Visa) でイングランドに来て何かに感動するたびノートにスケッチをし始めて8ヶ月が経った。

        • ロンドン、ケンジントンでの生活とCiao bellaおじさん

          チリチリと、かよわく鳥の声がする。高さ3メートルはあるビクトリア調の窓際にかかるベネチアンブラインドから、夏の葉の色が透けてレモンイエローになったロンドンの朝の光が差し込む。 休日くらいはゆっくり寝ていようという気持ちと、休日だからこそ美しい朝に生産的なことをしたいという気持ちをこねくり回して結局また布団に潜る。 夢だったケンジントンでの生活はロンドンにひとり、職なし部屋なしでやってきて半年ほどで実現してしまった。 前に住んでいたエリアより家賃は高いがそんなことより何よ

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