見出し画像

結婚前に知っておきたい!あなたのキャリア アンカーは?

*結婚式の特別感や幸福感を、結婚式じゃなくて”毎日”、花嫁・花婿じゃない人にも感じてほしい!
このnoteではウエディングプランナー × キャリアコンサルタントが「日常を特別にする方法」や、婚活女子・結婚準備中の方々に「本当に必要な結婚準備」をお届けします✎𓂃ᐝ


私はこれまで10年以上ブライダルに携わり、1000組以上のご夫婦と関わってきました。
今でも、結婚式を担当させていただけたお客様からご連絡をいただいたり、会いにきてくださったり…と素敵なご縁に恵まれています。

結婚式後も沢山のご夫婦と関わる中で、よくこんな話を聞きます。

「旦那様の転勤で他県に引っ越す」
「旦那様と休みの曜日を合わせるために転職した」
「妊娠・出産でキャリアをいったんストップさせる」
「子どものことを考えて、働き方を変える」

皆さまも、こんなフレーズ聞いたことがありませんか?

女性の社会進出は進んでいますが、まだ「妻が夫に合わせる」「母が家族に合わせる」ことの方が多い世の中だなと感じます。

本日は、結婚前にキャリア アンカーを明確にするメリットをお伝えいたします。


キャリア アンカーとは


「キャリア アンカー」とは”自分が働くにおいて大切にしているものは何か”

キャリア形成において譲れない価値観や欲求、能力などを指し、人生のいかり(アンカー)として例えられた言葉です。
アメリカの組織心理学者であるエドガー・H・シャインが提唱したキャリア理論の概念として知られています。

これは個人がキャリアを選択する上で軸となるもので、一度形成されると年齢や環境の変化に左右されにくく、生涯におけるキャリアを決定づける要素となります。

8つのキャリア アンカー

  1. 専門職種別コンピテンス:自分の専門性や技術が高まること

  2. 全般管理コンピテンス:組織の中で責任ある役割を担うこと

  3. 自律と独立 :自分で独立すること

  4. 保障、安定: 安定的に 1 つの組織に属すること

  5. 起業家的創造性: クリエイティブに新しいことを生み出すこと

  6. 奉仕・社会献身:社会を良くしたり他人に奉仕したりすること

  7. 純粋な挑戦:解決困難な問題に挑戦すること

  8. 生活様式:個人的な欲求と、家族と、仕事とのバランス調整をすること

*キャリア アンカーを自己概念として確立するには、職業経験による実績や確信、成功と挫折の反復蓄積が必要です。社会人経験をある程度積んできた結婚前はキャリ アアンカーを考えるタイミングとしても良いですね。

なぜ結婚前に知っておきたいの?

下図からもわかるように女性の就業率・正規雇用比率は25~29歳がピークです。その後の就業率は70%後半を推移しますが、正規雇用比率はガクッと下がります。

男女共同参画白書 令和5年版

女性には妊娠・出産というライフイベントがあったり、旦那様や家族に合わせて働き方を変える必要に迫られることが多々あります。

いざその状況に立った時、大半は「自分の価値観」ではなく「条件が合うこと」「今の自分にできること」を優先にして仕事を探すことになります。

このような状況に結婚前から備えていられたら、結婚後に訪れる様々な変化をもっと自分らしく、自分の価値観を軸として歩むことができます。

自己理解から始まるキャリアデザイン

キャリア アンカーの理解は、キャリアにおける自己理解の第一歩です。

自分が働くにおいて大切にしているものは何か”
好きな事や得意な事と比べて、価値観は言語化するのが難しく、自己分析でも苦戦する箇所ではなでしょうか。

「キャリアアンカー診断」でネット検索すると、無料でできる診断ツールも出てくるので、改めて自分の傾向をみてみたいという方は是非試してみて下さい。


私はウエディングプランナーの経験から、
自分にとって大切な人・ものは何かを理解していること、今の自分に自信があること。
これらが花嫁に自信を与え、輝かせているのだと確信しています。

ここに更に自分自身への理解が加わることで、未来がもっと自分らしく幸せになると信じています。

それは「花嫁」だけのものではなくて、女性みんながそうあってほしいなと思っています。

そんな思いで発信しておりますので
気になる方は是非、いいねやフォローよろしくお願いいたします。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?