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自分のことはてんで見えない件

自分のことは、てんで見えないのです。

個人事業主として自分で仕事を切り拓かなければならない立場となり、“自分がすでに持っていて、生かせるもの”ってなんだろ?という問いとひたすら向き合っています。

でも、自分のこととなるとね…ほんと、わからない。

じゃあ、苦手なことや短所は?、となれば、途端に色々出てきます。

考えたら、子どもの頃に受けてきた教育は、“集団行動を重んじる”ものでした。集団行動を乱すのはいけない事だと。運動会の全体練習で、ひたすら行進をさせられ、手の振り上げ位置を隣と合わせなさいとか、列を乱さず歩くとか、軍隊のような事を“教育”として受けました。

良くも悪くも出る杭は打たれましたし、はみ出てはいけない雰囲気。個性をアピールするだなんて勇気がいることでした。わたしは真面目にそれに従いながらも、つまんないなあ、と感じていました。でも、その気持ちを抱くことさえ、“そんなことじゃあ社会に出てから困ってしまうんだ”と罪悪感を抱いたものです。真面目な子どもでしたね。

これって今思えば、なるべく個性を消して、集団の中に埋もれるように自らしてきたという事ですよね。

自分の道を自分で切り拓くために必要な、個人としての特性や適性なんて二の次で、高学歴で大企業就職、会社で出世街道まっしぐら、みたいな事が成功の道のような、なんだか偏った価値観を持っていたように思います。(わたしは高学歴でも、大企業に就職でもないですが)

何をもってして幸せ?成功?

そんなのは人それぞれ違うのが当たり前なのにね。

閉じ込めていた自分の個性を、今は存分に解放できる自由があるわけです。抜きん出たって、はみ出したっていいのです。

変わりたいんじゃなくてね。真のわたしを見つけ出したい。

今わたしは、自分で作った頑丈な枠を、一生懸命壊している最中です(^^)

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