名刺入れを作りました
この記事は2021年10月24日に旧サイトに掲載したものです。
こんにちは,羽菜こんこです。
以前の記事で名刺を作ったことをお話ししましたが,
名刺が嬉しかったので名刺入れもぴったりなものを……と思い,
作ることにしました。
革製,アルミ製などいろいろ考えたのですが,
名刺入れは名刺とともにお相手に一番最初にお披露目するものなので,
自分がどういう人間か伝わるものがいいなあと思いました。
私は,空と海のどこまでも続き静かに澄んでいる姿が大好きです。
あんな人間になれたらなぁという想いも込めて,
透け感のある布が空や海のように自由に波打っているデザインを
考えました。
デザインとしては薄い布で質感を楽しみたい。
だけれども自分の名刺もいただく名刺もしっかり守りたいので,
強度は欲しい。
そこで,百円ショップでも手に入る「ハードフェルト」を使用しました。
結論から言うと,ハードフェルト,とっても良かったです。
はさみで切ることができるのでイメージを実現しやすいうえに,
フェルトなので針と糸を使って好きな布と組み合わせられる。
とっても素敵な素材でした。
名刺入れのつくり方
名刺入れの展開図を書きます
ハードフェルトは固さゆえに縫い合わせるのに力が必要なので,
なるべく縫い合わせずに済むように,展開図を考えます。ハードフェルトに展開図を書き写し,切ります。
しっかり固いのに曲線も簡単に切れるので感動しました。
ハードフェルトすご。布をハードフェルトに貼り付けます
ハードフェルトそのままでいいなら飛ばしてよい工程です。
私は波打つ様子を表現するために使用したい布があったので,
平面で貼り付けやすい今のうちに布を貼り付けました。
少し汚くなってしまう布の端は,立体に組んだ時に隠れる位置にくるようにします。スナップボタンを縫い付けます
名刺入れを何で閉じたいのかにもよりますが,私は簡単なスナップボタンを選びました。
立体に組んでからだと縫うのが非常に難しくなるので,
ハードフェルトが平面のうちに縫い付けてしまいましょう。立体に縫い合わせて整えて完成
最後に,名刺入れの形に縫い合わせます。一番の苦戦ポイントです。
指ぬきがないとハードさに負ける可能性があります。
必死にハードフェルトを縫い合わせ,表面の布の泳ぎ具合などを整えたら完成です。
やはりハードフェルトなので針を通すのにちょっぴり苦労しました。
指ぬきなしで挑んだのですが,痛すぎました。
しかしアルミの溶接技術や革を扱う技術がなくとも,
家庭科の知識で名刺入れが作れるのでとってもおすすめです。
自分でつくったので愛しくて仕方がないです。みなさんもぜひ~。
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