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【Hydrangea あじさい】雨が似合う花。

雨が似合う花といえばあじさい。小さな花が集まってこんもりと丸く咲いている姿は、花言葉「家族団欒」がぴったり。一輪飾るだけで、部屋や心を瑞々しくしてくれる存在です。

【あじさいの花はどこ?】

突然ですが、クイズです。あじさいの花の部分はどこでしょうか?

中心部の小さな花、と答えられたあなたは花博士!花びらに見えるところは、実はガクなのです
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「へぇー!」と思った方、これからが旬なので、ぜひ近くで見てみてくださいね♪

【あじさいの名前の由来】

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【①日本語のあじさいの名前の由来】
まずは、日本語のあじさいの名前の由来からご紹介します。
代表的なのは、藍色の小さな花が集まって咲いている様子を意味する「集真藍(あづさあい/あづさい)」がなまったという説です。

①あじさいの【あじ(あづ)】
集めるの古文単語の「集(あつ)む」からきています。小さいものが集まっている様子を表します。

②あじさいの【さい】
真っ青を意味する真藍(さあい)が変化したものです。

あじさいは、土がアルカリ性であれば赤系になり、酸性であれば青系になります。土の性質によって花の色が変わるため、「七変化」という別名もあります。紫の単語が入った紫陽花、そして七変化という名前から、日本人は色に着目して名付けていることがわかります。

【②英名のHydrangeaの名前の由来】
Hydrangeaとかいて、ハイドランジアと読みます。これは、ラテン語で「水の器」という意味。雨が似合うお花だから…と思いきや、他の草花に比べて葉の気孔が多く、水をたくさん欲しがるから、この名前がつけられたそう。

日本と西洋では目のつけどころが違うのが、おもしろいですね。

【秋色あじさいについて】

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梅雨シーズンに出回るあじさいの他に、秋色あじさいもあります。
秋色あじさいは、9月~11月にかけてお花屋さんに出回ります。この秋色あじさいとは品種名ではありません。通常のあじさいの開花時期である初夏に咲いた花が、気温の変化などによって、時間をかけてアンティークカラーの色あいに変化した状態のことを「秋色あじさい」といいます。
1年に2回、花姿を変えたあじさいに出会うことができます。ぜひ、巡り合えたときに、お気に入りのあじさいを探してみてくださいね。

【あじさいのケア】

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①茎の長さを決める
飾る花びんの高さに合わせて、茎をカットする位置を決めます。全体の長さを、花びんの高さの1.2倍程度を目安にすると、まとまりがよくなります。
②茎を斜めにカットし、わたをとる
あじさいは水が好きなお花なので、給水面積が大きくなるように斜めにカットします。茎の中の白いワタのような部分をとると、さらに水あがりがよくなります。
③花びんの水は深水で
常に、花びんたっぷりの水を入れましょう。花に栄養を与え、水を清潔に保つフレッシュフラワーフード(切り花鮮度保持剤)を使うと長く楽しめます。

梅雨を彩る紫陽花。
日本人になじみ深い、大切なお花のひとつです。

【和名】紫陽花・七変化
【学名】 Hydrangea macrophylla
【科・属名】 アジサイ科・アジサイ属
【英名】 Hydrangea
【原産地】 日本
【開花期】 5~6月(秋色あじさい9~11月)

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