【Mint ミント】甘く爽やかな香りに癒されて。
スッキリとした甘い香りで、気分を爽快にしてくれるミント。香りだけでなく、瑞々しいグリーンも魅力です。飾るのはもちろん、サシェやポプリにしたり、お茶や料理にも使うことができます。
【ミントの名前の由来】
世界各国に600種類以上が存在するミント。
大きく分類すると、①香りが強く、メントール量が多いペパーミント系と、②香りは強くないけれど、甘い香りが特徴的なスペアミント系に分類することができます。
そして、このミントという名前は、ギリシャ神話に登場する美少女の名前が由来だといわれています。
むかしむかし…冥界の王、プルトンがいました。プルトンは、荒々しい外見をしていて、人を近づけない雰囲気をもっていました。
そんなプルトンは、水の妖精 メンテに一目惚れします。メンテは、とても可愛らしい女性だったとか。
しかし、プルトンの妻ペルセポネは嫉妬深い神で、その事を知った彼女は、メンテにひどい仕打ちをします。メンテを葉に変えて、二度と夫に近付かないようにしてしまったのです。
プルトンはとても悲しみました。しかし、メンテは葉に変わった後も爽やかな香りを出しながら自分の存在を気付いてもらえるようにしました。その香りはプルトンのみならず、多くの神を癒しました。ミント(メンテ)が川辺に咲くのもこの時の名残と言われます。
【ミントの香りの楽しみかた】
ミントを使って、芳香浴を楽しむこともできます。
やり方はとても簡単!大きめの器に、約20グラムのミントを入れます。そこに、約70℃~80℃のお湯を入れると、しっとりといい香りが部屋全体に広がりますよ。また、香りをかぐことで、体感温度が3℃下がるとか。これから暑くなる夏にも嬉しいですね♪
保管には不向きですが、スプレーボトルに入れて、虫が入りやすい窓際などにシュッと噴射するのもおススメです。(虫が寄り付きにくくなります。)
【ミントの取りいれかた】
食用のミントを使って香りを存分に楽しめるのは、ミントティー!または、紅茶にミントを入れて、爽やかな香りをプラスさせるのもおススメです。
ミントには、気分のリフレッシュはもちろん、胃腸の機能調整の作用があり、消化不良や食べすぎへの期待ができるとか。
青山フラワーマーケット TEA HOUSEでも、ミントなどのハーブティや食べられるお花“エディブルフラワー”を使ったメニューもありますので、気になる方は行ってみてくださいね!(時期により、メニューは異なります。)
【ミントのケア】
水につかる部分の葉は取り除いて飾ります。
葉が水につかっていると水が腐りやすくなるため、きれいに取り除きましょう。
長く飾っていると、ミントの茎の節から根っこが出てきます。根っこが出たミントは鉢に植え替えれば、ミントのプランターもできますよ。ベランダや庭で育てた自家製ミントでお茶やアロマなどボタニカルな生活が楽しめそう♪
確実に根付くまでは、直射日光が当たらない風通しのよい場所で育てましょう。定期的に水をあげてくださいね。
リフレッシュできる香り。
癒しのひとときを過ごすお供にぜひどうぞ。
【和名】薄荷(ハッカ)
【学名】 Hydrangea macrophylla
【科・属名】 シソ科・ハッカ属
【英名】 Mint
【原産地】ユーラシア大陸
【開花期】 6~9月
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