吉祥寺をぶらぶらした話
待ちに待ったお休みの日がきた。
蛍でも撮りに行こうと思ったけど夕方から雨とかいう天気予報に絶望した。
仕方ない。
吉祥寺でも行くか。
現在実家は千葉県内なのだが、家族は私が生まれる前は三鷹に住んでいた。
ちょっと馴染みのスポットがあったりもして、井の頭公園とか大好きである。
気晴らしに行こう。
なんなら近くに目をつけていたお店がある。
まさかの昼頃から雨降り始めた。
カメラ持ちにはしんどい。
公園を一通りぐるっと回ってから、お店が公園からちょっと離れた場所にあることを知った。
よく調べもせず行き当たりばったりの散歩をする、さすが私。
途中から疲れすぎて、こんな所にお店なんてあるのかよと思い始めた。
そしたら道の向かいに、あった。
フラグ回収お疲れ様でした。
MOCMO sandwichesさん。
ヘルシーなサンドイッチのお店である。
パンの主張がとっても優しくて、具の存在感が絶妙。
手前のカレーの具の食感が齧る度にころころ変わる。一体何が入ってるんだ。
奥のフルーツサンドの生クリームが、さっぱりした味でフルーツの邪魔をしない。
パイナップル大好きなので存分に味わえて幸せだった。
この職業にだけ当てはまる事じゃないけど、介護士ってしんどい。
どんなに頑張っても理不尽な思いはするし、1度に対応する相手の数は多いし、その割に職員の数と給料は少ない。
最近はセクハラに遭うこともあった。
介護士はセクハラのリスクが本当に高いと思う。
今まで自分がどれだけ守られている環境にいたのかを思い知らされた。
そんな疲れきってガタガタの身体と心が、公園の緑と美味しいサンドイッチと、初めて目にした推しに解された。
そう、初めて目にした推し。
何を隠そう、MOCMO sandwichesの店長さんは以前こちらの記事で書いたアシュラシンドロームのドラマー、大津さんである。
何があったって、ここに来れば推しが作った美味しい料理が食べられる。
そう思えば、ちょっとは頑張れる。