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【体験談】つらい つわりを少しでも軽く!つわり対処法

 赤ちゃんがお腹に来てくれてとても嬉しいはずなのに、しばらくして始まる悪阻(つわり)は人によってはすごく辛いものですよね。今回は3人の母である私の体験談をもとに、つわりを乗り切れるように・少しでも軽くなるように対処方法をご紹介していきたいと思います。

<このnoteは『COTETE Labo』掲載記事です>

つわりってどうしてあるの?

 つわりの原因はまだ明らかになっていないそうです。妊娠によってホルモンの分泌に変化があることや、精神的なストレスが影響していることなど、様々な要因が重なって起こると考えられています。
 つわりが赤ちゃんに直接影響があるということはありません。しかし、症状が悪化すると妊娠悪阻という病気になり、点滴や入院などの治療が必要になるケースがありますので、もし誰かに「妊娠は病気じゃない」「つわりなんて甘え」と言われても気にせず、お母さんの体調を最優先に考えてあげましょう。  

つわりがない人もいる?

 妊娠5、6週頃から始まり、12~16週ごろに終わることが多いとされていますが、ほとんど症状がない人や、出産頃まで長引く人がいるなど、個人差が大きいと言えます。「6~10週間くらいで終わる」と文字で見るとあっという間に終わりそうなイメージですが、実際は一ヶ月半から二ヶ月半もの間体調不良が続くということを考えると、気が遠くなりそうですよね。
 「つわりがひどいとお腹の赤ちゃんは男の子」「つわりが軽いとお腹の赤ちゃんは女の子」などと言われることがあるようですが、残念ながら根拠がない迷信のようです。とはいえ、つわりの最中に「もしかしたら男の子なのかな?」「女の子なのかな?」と生まれてくる赤ちゃんのことを考えるのは、お母さんにとっても赤ちゃんにとっても素敵な時間になるので、おすすめです。

つわりの症状

 よくドラマなどでは、「うっ!」と口を押さえて嘔吐するといったシーンが流れますよね。つわり=嘔吐というイメージが強いと思います。
 しかしつわりには、妊婦さんによって様々な症状があります。
・吐き気、胃がムカムカする
・匂いに敏感になる
・頭痛
・身体が重い、だるい
・空腹になると気持ちが悪くなる(食べづわり)
・眠い
などです。これは体験談になりますが、私は軽い症状、重い症状合わせると全ての症状がありました。第一子のときは特に吐き気が酷く、つわり期間中はトイレに住んでいました…。5キロ以上痩せてしまいあと少しで妊娠悪阻で入院になるところでした。第二子も同じように吐き気に悩まされ、気持ち的には第三子を希望していたものの、つわりが恐怖で悩んだ程です。私の母も妊娠初期からつわりがおさまらず、出産時まで嘔吐していてとても辛かったそうです。

つわりは我慢するしかないの?

 第三子を希望するにあたり、つわりのことを改めてよく調べました。すると、対策を行えば多少つわりを軽減させることができる可能性があることを知りました。人によっては本当につらいつわり。少しでも軽減させ、ゆったりと過ごしたいですよね。
 そこで、つわり恐怖症になっていた私が、第三子の妊娠時にインターネットでの情報や、先輩ママさんの体験談等を試してみて効果があったことを、体験談を交えてご紹介したいと思います!!

つわり対処法①【ゆったりした下着を着用する】

 まだお腹も膨らんでいないので、妊娠前の下着を着用する方も多いと思います。しかし、初期の段階でマタニティ用の下着(上下)を着用することで、締め付けが少なくなり、気分が悪くなることを避けることができました。
 また、夜寝る際などは下着(上)はつけないようにすることで、ゆったりと過ごすことができました。

つわり対処法②【匂い対策をする】

 特に匂いには敏感になり、2階の部屋でドアを閉めて休んでいるのに1階のキッチンでご飯を炊いている匂いがわかって気持ちが悪くなったり、スーパーに入った瞬間にステーキの試食を焼いている匂いがして気持ち悪くなったり、普段無臭だと思っていた主人の匂いに吐き気を催すこともありました…(ごめんなさい)
 自宅や車内の芳香剤を無臭の物に変える
 マスクをして匂いを軽減する
 扇風機を回し、自分に届く前に匂いを遠ざける
などをして、事前に匂いに関する対策をすることで、気持ちが悪くなることを事前に防ぐことができました。
 また、好きな香りのアロマを焚いてリラックスすることもおすすめです。
※アロマには、妊娠中によくない香りもあります。必ず事前に調べてから使用しましょう。

つわり対処法③【おやつを常備する】

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 胃が空っぽになると、ムカムカしたり、気持ちが悪くなることが多いです。小分けにしたクラッカーや、ゼリーやキャンディなど小分けにしたおやつを常備しておくことで、軽減することができました。私のおすすめは、カロリーが少ないこんにゃくゼリーです!仕事中にこっそり口に入れたり、夜中に食べる用に保冷バッグに入れて枕元に置いておきました。そろそろお腹が空くかも?といった時間に事前に食べることで、つわりの対策になりました。

つわり対処法④【つわりに効くツボを押す】

 ここからは第三子妊娠中に試し、効果的だったものをご紹介します。
 つわりに効くツボがあるようです。検索をすると色々な場所が出てきます。
裏内庭(うらないてい)
足の裏にあり、吐き気や嘔吐など胃腸の症状に効果があると言われています。
内関(ないかん)手首より少し下にあるツボです。こちらのツボも消化器系の効果があり、吐き気、嘔吐、食欲不振などに効くと言われています。
 つわりバンドという物が市販されていて、半信半疑で試してみたのですが、意外に効果がありました!このバンドは先ほど紹介した内関のツボの位置に固定するもので、常にツボが押されている状態になっていました。
 ツボ押しは、主人に押してもらうと良いスキンシップになりました♪コミュニケーションにもなりますので、おすすめです!

つわり対処法⑤【ビタミンB6のサプリメントを摂取する】

 つわりに効く薬ってないの!?あるわけないよね…という気持ちで探していたときに見つけたのが、ビタミンB6に関するものでした。第一子、第二子のときは知らなかったのですが、日本産科婦人科学会の発表によると、ビタミンB6を1日あたり5~60㎎摂取すると、吐き気や嘔吐の軽減に効果的だということでした。早速試してみたところ、本当に吐き気が軽減されました!
 
ただ、つわりを治す薬的な効果があるわけではなく、日々摂取していく中で、飲んでいないときよりもつわりを軽減することができます。ですので、できるだけ早期から始めることがポイントです。飲み忘れたから吐き気が強くなり、たくさん飲んだから治るというわけではありません。ビタミンB6のサプリメントの中には、葉酸を含んでいるものもありますので、興味のある方は探してみてくださいね。

家族や周りの協力を得ながら、無理せず過ごしましょう

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 つわりは赤ちゃんが元気に育っている証です!つわりは辛く、いつまで続くのか気が遠くなりそうになりますが、4~5ヶ月頃には少しずつ良くなっていきます。その日まで家族や職場等、周りの方々に甘えさせてもらい、無理せずゆったりと過ごしましょう。
 元気な赤ちゃんに会え、「つわり、辛かったなぁ」と懐かしく思える日が来ますように。



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