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離れるとギャン泣き!この後追いはいつまで続くの?対処法もご紹介!

こんにちは!今日は0歳育児の難関ともいえる”後追い”についての記事を書きたいと思います。ゆっくりトイレにも行けない、洗濯物も干せない、一日中赤ちゃんから離れることができないことに、ストレスを感じるお母さんもいるのではないでしょうか。永遠に続くような気がするほど激しい後追い、いつまで続くのでしょうか。対処法も含めてご紹介していきたいと思います。

<このnoteは『COTETE Labo』掲載記事です>

後追いって?いつから始まるの?

 後追いとは、目の前にいた人(主にお母さん)の姿が見えなくなると大泣きをして探し回ったり、ほんの少しでも離れると赤ちゃんが動揺してしまうことを言います。早い子では生後7ヶ月頃から見られ、9ヶ月~11ヶ月頃が最も激しいことが多いです。一般的には1歳半ごろには終わるようですが、個人差があります。
 ほんの一瞬離れた(離れようとした)だけで火をつけたようにギャン泣きすることから、お母さんがトイレにも行けず、家事をすることもままならない状態になってしまい、ストレスが溜まってしまうこともあります。
 ”後追い”は”人見知り”とは別の現象で、時にはお父さんやおじいちゃんおばあちゃんでさえ受け付けず、『絶対にお母さんが側にいないと泣く』という赤ちゃんもいます。

どうして後追いをするの?

 この頃の赤ちゃんは、考え方と記憶力がまだ未熟なため、目に見えるものが全てです。そのため、お母さんやお父さんの姿が見えなくなり一人になると、「置いて行かれてしまった」という気持ちになります。そして「もう戻ってこないのではないか」という不安に襲われて、大泣きをしたり探し回ってしまうのです。
私たちからすると、ほんの1分トイレに行くだけ、置いて行ったりするわけないのに(笑)と思うところですが、赤ちゃんにとっては一大事なんですね。そして赤ちゃんがそう思うのは、お父さんお母さんのことを”特別”だと感じ、信頼し、しっかりと愛着の形成がされているということなんです。
そう考えると、後追いも可愛いなぁと思えませんか?♪
 ですので、赤ちゃんが『少し離れるだけ』『すぐに戻ってくる』と理解をすることができれば、後追いはなくなっていきます。それまでの辛抱だとはいえ、毎日一日中べったりだと疲れてしまいますよね…。では、後追いをできるだけ早く終わらせるには、どうしたらいいのでしょうか。対処方法をいくつかご紹介していきたいと思います!

1、『しっかりと声をかけてから離れる』

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 赤ちゃんが気付いていないときにそっと離れてトイレや家事をしたくなる気持ちはとてもわかりますが、赤ちゃんがふと気づいたときにお母さんの姿が見えないと大きなショックを受けることになります。そのショックをもとに、より離れることに抵抗を感じるようになってしまったり、常にお母さんが側にいるか・離れていかないかを気にするようになり、結果的にお母さんにもっとくっついてしまうという悪循環になってしまうこともあります。
 なので、『しっかりと声をかけてから離れる』ようにしましょう。「トイレに行ってくるね。すぐ戻ってくるから 少しだけ待っててね」まだ赤ちゃんが言葉を理解できていなくても、毎回そう声をかけてあげましょう。ポイントは”すぐ戻ってくるから””待っててね”をしっかり伝えることです。そしていざ姿が見えなくなると、もちろん泣いてしまうと思います。大変ですが少し辛抱しましょう。また、同じ部屋にいても台所とリビングなど、姿が見えない場所に離れるときも声をかけ、泣いてしまったら「おーい!ここにいるよ!」と声を届けて安心させてあげましょう。
 そして、戻ってきたら「ただいま!戻ってきたよ」など声をかけ、抱っこして抱きしめてあげましょう。

 声掛け→後追い を繰り返すうちに、”すぐ戻ってくる””待っててね”の言葉が少しずつわかるようになっていきます。「すぐ戻ってくるから、」と言った瞬間にもう泣き始めたり、「待っててね」の言葉で泣いてしまったりと、”この言葉を言われたら置いて行かれる”ということに気が付き始めます。まだ大変ですが、それでも声掛けをしてから離れるようにしてくださいね。

 何度も後追いを繰り返し、また下記にも記載する対処方法を行っていくことで、お母さんが本当に、すぐ戻ってくる・そんなに遠くに行っていないということに赤ちゃんが気が付き、理解するようになります。そうなると、戻ってくるまでの時間姿が見えなくても我慢することができるようになり、後追いはなくなっていくのです。

2、『どこで何をしているのか見せる』

 トイレや洗濯物干し、飲み物をとりに行くなど、赤ちゃん連れて行って見せてあげましょう。ポイントは、ただ一緒にいくのではなく、後追いをさせた状態で行うことです。
「トイレに行ってくるね。すぐ戻ってくるから、少しだけ待っててね」と声をかけ、泣いてしまってから、ハイハイなどで後をついてこさせ、トイレに入るところ~手を洗うところを見せましょう。ドアは開けておいても閉めておいても大丈夫です!トイレから出たときに「ほら!もう終わった!」と赤ちゃんに言ってみたり、終わったあとに、「待っててくれてありがとう!」と抱っこして抱きしめてあげたりするとよりいいかと思います♪これはトイレに限らず、洗濯物干しや飲みものをとりに行くなどのときもです。
お母さんが離れたあと、こんなところに行って、こんなことをしている。このくらいの時間で終わる。終わったら戻ってくる。ということを、赤ちゃんに見せることで、より理解しやすくなり、離れることへの抵抗が少なくなっていくのです。

3、『赤ちゃんの気がすむまで一緒にいてあげる』

 トイレなどどうしても離れなければいけないことは仕方がないですが、この時期は家事の手を抜くことも大切です。旦那さんに理解してもらったり、頼れる人に頼りながら、できる限り赤ちゃんの気持ちに寄り添ってあげましょう。「お母さんはいつもそばにいてくれる」という安心感があると、信頼関係を築くことができます。すると、「信頼しているお母さんは、自分を置いて行ったりしない」という考えを持つことができるようになります。すると、結果的に後追いの期間を短くすることができるのです。
 後追いをする期間は、赤ちゃんと一緒にいる中でもほんの少しの期間です。そのときはとてもとても大変ですが、終わってしまうと少し寂しい気持ちになる方もいるようです。私もそうでした!なので、お母さんの負担にならない程度に、一緒にいてあげましょう。そして旦那さんや周りの人に協力してもらって、息抜きする時間も持てたらいいですね。

気を付けること

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 後追いの期間には、赤ちゃんがもうハイハイや歩くなどで自分で動けるようになっている子が多いです。お母さんを探しているときの赤ちゃんのパワーはすごいもので、普段やらないようなことをする可能性があります。いつも以上に身の回りの物には気を付け、防げる事故は未然に防ぎましょう。
 体験談では、お昼寝をしていたので離れて家事をしていたところ起きてしまい、私を探して階段をのぼって2階まで来てしまいました!幸い落ちませんでしたが、ヒヤッとしました。他にも、キッチンに行ってしまうなど、危ないところに行ってしまう可能性もあるので、注意しましょう!

最後に…

 後追いは夜泣き同様本当に大変で、気が滅入ってしまいます。でも、置いて行ったりしないのに、必死に大泣きしながら自分を探してくれる姿は、愛おしいものです。あっという間に過ぎてしまう期間だからこそ、過ぎてしまえば寂しさが残りました。(その時は本当に大変で、早く終わってほしいと思っていました!)
 家族に協力してもらいながら、成長の一環である後追いの期間を過ごせるといいですね。最後まで読んで下さってありがとうございました!

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