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「理想の部屋づくり」のやり方完全にわかったから言語化してみた


「私の部屋がダサいのは、散らかっているからだ!」

と思って頑張って片付けた結果、私んち、「すっきり片付いたダサい部屋」になっちゃった。いやもう見てよこれ。

実際の写真
頑張って片付けたのに……ウルトラショック

でもね、頑張ってここまで部屋づくりしたよ。頑張ったぜ!

じゃーん!!
すんごく可愛い♡


ただね、いきなりこんな部屋づくりができたわけじゃない。

何度も何度も部屋づくりで失敗してきた。

例えば今住んでる部屋だとこんな失敗したね。最初トイレのデザインこんな感じにしたんだけど……。

うーん……悪くはないんだけど……。なんかしっくりこなくて、頭の中で何度もデザインを考えてやっと完成したのがこちら。

どうよこれ!!
頑張ったぁ~!!!

だいぶ垢抜けたっしょ!?!?

そしてここ!洗面台のデザインも大失敗した。見てこれ。

なんかちょっと……うーん……って感じ。すっごく悔しかったのでここもめちゃくちゃ頭ひねってデザイン考えた。その結果がこれ。

かなり変わったっしょ!?!?超ラグジュアリ―!!!♡


やっぱりさ、なるべく皆失敗を避けて「理想の部屋づくり」をしたいよね。なので今回は、「何度も何度も失敗したけど頑張って部屋づくりを成功させた私が

「失敗しない、理想の部屋づくり」

を徹底解説する!!目次はこんな感じ♡



それでは、「失敗しない理想の部屋づくり」、解説始まるよ~!!!


まずね、一番大事なのはこれだ。

オシャレな部屋にあるものをいきなり真似するのではなく、

その前に「オシャレな部屋には何が無いのか」を見極めること。


こういうお部屋写真を見るとさ、つい思っちゃうんだよね。

「ニトリで同じようなものを買ってうちに置けば、私んちもこんな風にオシャレになるのでは!?」

って。

で、結果爆死したよ(笑)。「なんか……なんか違う!!」ってなったのよ。なんか、イメージこんな感じ。

「かわいい色のカーテン買っちゃお♡」とか、「木のぬくもりがカワイイから、木でできた椅子とか洋服かけ買っちゃお♡」とか、がむしゃらに買い集めてたんだけどさ。途中で気づいた。

「オシャレなモノを足していくんじゃなくて、今私の部屋にある『ダサイ要素』を抜いていかないといけないのでは?」

って。つまり引き算の発想が足りてなかった。


「同じようなモノを買ってオシャレにする」ってのは、新しいモノを家に足しているんだから「足し算の発想」だよね。これはこれでとても大切なんだけど、同時に「引き算の発想」も必要だと気づいた。


引き算の発想とは何か?簡単に言っちゃえば、

「私んちにはあるけど、オシャレな部屋には無いモノ」

を見つけることよ。

「オシャレな部屋には、一体どんなものが『無い』のか?」、これ1,000部屋以上インスタでお部屋を見まくった結果やっっっっっっっっっとわかった。言語化もできた。

ので、「オシャレな部屋にしたい~!!!」と悩み散らかしている皆のために全部紹介する。いくよ。


オシャレな部屋には!!なんと!!シーリングライトがない!!

まずいっちばんデカイのがこれ!!!!オシャレな部屋って、シーリングライトがない!!!!

▼シーリングライトってこれね

まぁ~これ一人暮らしの賃貸なら最初からついているからしょうがないよね(笑)。

これね、みんな「こんなモノひとつで部屋の印象変わるの!?」って思うかもだけど、ちょっと想像してみてほしい。この部屋のライトがもし普通のシーリングライトだったら、どうなるか?

一気にダサくなるのイメージわくでしょ(笑)。

そもそもね、インテリアの世界には

「一室多灯(いっしつたとう)」

という言葉がある。これは文字通り、「ひとつの部屋に、複数のライトがある」という状態を指すのね。複数ライトがあると、部屋って一気に垢抜けるんだよね。見てほら。

やっぱりね、「部屋の真ん中に大きいシーリングライトがひとつある」状態よりも、「部屋の複数の箇所に小さいライトが何個もある」ほうが垢抜けるのよね。

なので、私んちには天井にシーリングライトが思い切りあったから外した(笑)。外した後は、天井からぶら下げるタイプのライトを買うといい。いろんなの売ってるからいちばん好きなモノを選べばOK!

かなりお手頃価格でかわいいのがいっぱい売ってる



ちなみに今「一室多灯」の話が出たから大事な秘訣を追記しておくね♡「一室多灯」ってことは、

これかなり盲点なんだけど、大きいライトが一つど~んとあると、ダサく見えるのよ!!

部屋のあちこちに小さいライトがあると、オシャレに見えるのの!!見てほら!!

あっちこっちにあるでしょ?
これもライトがたくさん!

ね??かわいいでしょ♡


でも、こういうことを聞くと

「カワイイのはわかったんだけど、そんなにたくさん買えないよ……」

って思うよね(笑)。わかるわかる。私も一気に買おうと思って値段調べたらもう高すぎて無理だったもん。


そういう時はね、まず1つか2つでいいのでプチプラの可愛いのを買うといいよ♡

一気に買うとお財布が大ダメージだしね。みんなが取り入れやすいよう色んなインテリアショップのサイトを半日かけてリサーチしてたんだけど、やっぱね、ニトリが最強だった(笑)。


ニトリなら、1,980円ぐらいから高くても6,980円ぐらいなのよ。かなり手が届きやすい価格帯だから、まずはここから試すとめっちゃ良いと思う♡

今ニトリで売っている大量の間接照明の中で、私が「これは自信を持ってフォロワさんにオススメできる」ってやつだけピックアップしたから見てみて。こんな感じ。

▼ニトリでオススメの間接照明一覧

ね!!手が届くお値段なのにカワイイのほよ~!!!♡今度ニトリ行った時に見てみてね!!!



でね、「間接照明こそがオシャレなお部屋の第一歩!!」って書いたら追加でフォロワさんからこんな質問が来たのよ!


ふふっ、これはですねー!!簡単な解決方法があるのですよ!!♡


まずね、

「間接照明にするとオシャレだと思うけど、暗くて手元が見えません。間接照明の数を増やせばいいですか?」

って質問への答えは、「ノー」なのよ(笑)。

間接照明ってぼや~っとした優しくてオレンジ色のあたたかい光のことが多いじゃない?だから、数を増やしても(多少明るくはなるんだけど)家事とか読書がスイスイ進むってレベルの明るさには、残念ながらなりにくいんだよね。

じゃあ、どうするのか?

「調光調色可能ライト」を買うのですよ!!!!!!


「調光」ってのは、ライトを明るくしたり暗めにしたりできるって意味ね。

▼こんな感じ

リモコンを使って明るさを調整できる

これなら、「昼間はめっちゃ明るくして読書とか仕事がしやすいようにする」が叶うでしょ?


そして「調色」ってのは、ライトの色を白にしたりオレンジにしたりできるって意味ね。

▼こんな感じ

これなら、「夜は落ち着いたオレンジ色に」「昼間は家事や仕事がしやすいよう白い色にする」ってことが叶うのよ!



「こんなライトあるの!?」

って思うかもだけど、あるんですよ~!♡ これです!!

じゃーん

これなら「調色」もできるし「調光」もできる。だから、「夜はオレンジ色の薄暗い光を出せる」「昼間はかなり明るめの白い色を出せる」んだよね♡

おまけに、4つもライトがついているから「一室多灯」の原則も守れてるのよ。4つあるから、「多灯」でしょ?

これがもし「ライトが1つしかない」だと、「ダサイ部屋を作り上げる諸悪の根源・シーリングライト」と同じになっちゃうからね(笑)。


どこの商品かというと、共同照明さんとこのライト。

▼これね

これ、インテリア界隈では知らない人がいないほど有名なライトなのよ(笑)。Amazonで売ってるんだけどひと月200個以上売れてるベストセラー商品。


そしてもちろん、私んちもこれ使ってる(笑)。

▼見えるかな?天井に設置されてるの、共同照明さんのライトなのよ

これなら、夜は間接照明でオシャレな部屋を楽しむことができるし、日中はめちゃくちゃ明るいお部屋で家事も仕事もめちゃくちゃしやすいのよ♡

天井のライト、日中はかなり明るめに&白い色に変えてある

間接照明「だけ」だと、日中の家事や仕事がめちゃくちゃ大変なのよね。だってすっごい暗いんだもん(笑)。夜ならいいんだけど、昼は無理。なので、

・明るく&暗くできる「調光機能」と
・白色&オレンジ色にできる「調色機能」

の両方が備わったライトを天井に設置するとめちゃくちゃ良いよ!



今回紹介した共同照明さん以外にも、同じ機能がついているライトはたくさんある。あるけど、高い(笑)。

なので「色々調べるのが面倒だな」とか「なるべくお手頃価格のやつがいいな」って人はもう共同照明さんのやつを買っておくと安心よ♡



テレビをココに置くと、部屋のおしゃれさが一気に半減するからガチで気を付けたほうがいい。

さて、話を元に戻そう。

「私んちにはあるけど、オシャレな部屋には無いモノ」

の話だったよね。

私ね、ライト以外で「自分ちにはあるけど、オシャレな部屋には無いモノ」を探していて次に気づいたことがコレだった。

オシャレな部屋って、「テレビが目立たない場所にある!!」

だった。

テレビがあってもおかしくないのに
どの部屋写真にもテレビがないのよ

これね、考えてみれば当たり前だったのよ。テレビってほら、つけてないときはただの黒い塊なんだよね。

黒い塊が部屋の目立つ場所にあると、一気にそこに視線が集まってしまう。他に、かわいいソファとか植物を置いたとしてもテレビの「黒」に負けてしまう。すると、一気に部屋がダサくなる。

なので、テレビを置くときは「部屋の目立つ場所」に置かないのがベストだね。

具体的には、ここ。

「ドアをあけて部屋に入った時に立ち止まる。その立ち止まった状態で一番遠い場所」

には置いちゃだめ。ここって一番視線が集まりやすいから。

▼たとえば、こういう間取りだったら

▼ここがNG

ちなみにコレ、デザイナーやってる友人に言ったら「そんなの当たり前じゃん!?」って言われた(笑)。デザイン業界ではもはや常識らしい。まぁ考えてみれば当たり前よね、目立つ場所にダサく見えるモノを置いたらあかんよね。


あ、あとね!テレビだけじゃなくてパソコンモニターも一緒よこれ。パソコンモニターって、使ってない時はテレビと同じようにただの黒い塊なんだよね。

なので、テレビと同じように「ドアから部屋に入った時に一番遠い場所」だけは避けて設置する。「ドアから部屋に入った時に一番遠い場所」ってのは、部屋に入った瞬間に人の視線が集まる場所だからね。

ちなみにドアから部屋に入った瞬間、一番遠い場所を自然と見てしまうのは

「いざという時の逃げ場はどこなのか」

それを確認するためなんだって。こういう本能が最初から備わってるの、おもしろいよね~!!


これは持論だが、カーテンを使うと部屋が一気にダサくなる。

さてどんどんいこう。「私んちにはあるけど、オシャレな部屋には無いモノ」を探していて次に気づいたことがコレだった。

おしゃれな部屋には、カーテンが、ない!!!

これ私びっっっっっっくりしたんだよね(笑)。どの部屋もブラインドなの!!


見てほら
ブラインド率ほぼ100%よ

これはね、カーテンというモノが

・ファブリック(布)であるがゆえに、視線が集まりやすい
・視線が集まったわりには、別にオシャレな家具ではない
・だから、ダサく見える
・おまけに、面積が広いから存在感でて部屋の印象が重たくなる

という特徴を持っているからだと思う。

別にカーテンをとりいれてもいいんだけど、ど―――――しても野暮ったさが出てしまうのよね。

▼見てほら

だから、カーテンはできるだけ避けたほうが無難なのよ。

他のインテリアをどれだけオシャレにしても、カーテンがあるだけで一気にダサさ数値が上がってしまう。せっかく設置した他のインテリアのオシャレさを「減らしてしまう」あるいは「完全に台無しにしてしまう」危険性すらある。

カーテンを取り入れる時はマジで慎重に。


うすうす気づいてたけど、ソファカバーは、やっぱダメ!!(号泣)

で、次いこうか。「私んちにはあるけど、オシャレな部屋には無いモノ」を探していて次に気づいたことがコレだった。

オシャレな部屋には、ソファカバーがない!!

だった。私んち、元々ソファカバーがあったんだけどさ。

こういうデザインのやつ使ってた

これがあると一気にソファのデザインが台無しになるのよね~!!!(泣)まぁしょうがないんだけど!!!デザインと引き換えに「傷がつかない」とか「汚れがつかない」などのメリットを享受できるから、もうこれは仕方がないんだけどさ!!

やっぱりね、すごい数の部屋写真を見てきたけど「ソファカバーを付けている部屋」ってひとつも無かったのよ。

どの部屋もそのままソファを置いてる
やっぱカバーつけるとオシャレさは減るよね

なので、傷や汚れが確かに気になるんだけど、ソファカバ―はやっぱり避けたほうが無難だね。


柄物はすっっっっごく慎重に取り入れること!!

で、次いこうか。「私んちにはあるけど、オシャレな部屋には無いモノ」を探していて次に気づいたことがコレだった。

「オシャレな部屋には、柄物がない!!」

私、実家からもらってきたこういう布団カバーを使ってたんだけどさ。

もうこういうのがあると、「これが部屋の主役」になっちゃうのよ。なぜなら柄物って目立つから(笑)。

やっぱりオシャレな部屋の人は、慎重に慎重に柄物を取り入れてるね。ラグなどで、まずは優しい色と柄のものを置いている。

色もデザインもド派手な柄物を取り入れても良いんだけどさ。かなり上級者向けだから、取り入れる時は慎重にしたほうがいいね。


ここまでをまとめると、

・シーリングライトは使わないこと
・テレビは置いてもいいけど目立たない場所に
・カーテンではなくブラインドを取り入れる
・ソファカバーは使うと一気にダサくなる
・柄物は取り入れるなら慎重にすべし

だね。シーリングライトを引き算し、カーテンを引き算し、柄物を引き算し……だいぶ引き算してきたね(笑)。

そして最後!!仕上げの引き算をするよ!!色の引き算!!



色を制する者は、部屋づくりを制す

私ね、自分の部屋を見ていて気付いた。

「色が多い」

って(笑)。イメージこんな感じ。

とにかく色が多かった~!
お風呂場も、背景が白なだけに余計にカラー物が目立ってたね



部屋の中にこういう派手な色があると、どうしても

「はい!!私!私がこの部屋の主役!!私が主役だよ~!!はいはいはいはい私を見て~!!!」

って主張がすっごいのよ(笑)。だから、色ってのは上手に使わないといけない。

そこでオシャレな部屋を見て、「どういう風に色をコントロールしているのか」共通点を見つけてみた。まずはこれ。


使う色の数は3つまで!!

色の数が多いと色同士でケンカしちゃう。だから、オシャレな部屋には多くても色が3つまでしか使われてないことが多いんだよね。

たとえばこれもそうだし
これもそう



彩度の高い色は使わない

そして、3色以内におさえた上で色自体も

白、グレー、黒、ベージュ

など落ち着いた色を使っていることがすごく多いね。

落ち着いた色を使うとやっぱりカラーコーデはうまくいきやすい!



差し色の面積は小さめに

「じゃあ、派手な色は使っちゃだめなのか?」というともちろんそんなことはない。ただし、いろんなオシャレ部屋を見てみたけどやっぱり

「派手な色を使うのであれば、その色の面積は小さめにする」

ってことが多いね。たとえばこんな感じ。

黄色を使うのはクッションだけ、とか
あとは天井のライトだけとかね

こういうのを「差し色」っていうんだけど、

「差し色」だからこそ面積は広くせずちょこっと差し入れるくらい

の意識で取り入れるとうまくいくね。



キッチン用品、出しっぱなしにするなら黒を選ぶ

で、ここまで聞くと

「色の取り入れ方はわかったけど……台所とかどうすんのよ」

ってなるんだよね。みんなの家も台所こんな感じじゃない?

いやこれこうなるよね~!!!(笑)キッチン用品ってカラフルなんだもん!!

じゃあこれどうするかっていうと、全部モノクロにするのが一番簡単。例えば私んちはこんな感じ。

スポンジは黒、ハンドソープと食器用洗剤も黒のボトルのものを選ぶ。こうすると、色数を減らすことができるのでオススメ。


部屋は漫画と一緒。ベタは少なめにする。

で、今「黒」の話題が出たからついでに伝えておくと、「黒」を取り入れる時はちょこっとにしておくといいよ。部屋ってね、漫画と一緒でベタが多いと印象が重たくなるのよ。

▼ベタっていうのは、この黒で塗りつぶされた箇所のことね

もちろん、黒を多めにすることで「重厚感のある部屋」にデザインすることもできる。たとえばこんな感じ。

ただ、これかなり上級者向けだと思う(笑)。黒を取り入れるなら、「すこーしだけ」にしておくと安心だね。

「黒」の役割は部屋の印象を引き締めることなのよ。なので、黒を一切入れない部屋にすると「甘くてかわいらしい女の子のお部屋」って感じになるし、「甘すぎない大人なお部屋」にしたいときは少しだけ入れるのがオススメ。

▼黒を一切入れない部屋の例

▼黒を少し入れると締め色になる

結構印象違うよね~!!私は黒を入れると「甘すぎない大人のお部屋」って感じになるから好きなんだけど、「いや、むしろ甘いテイストのかわいい部屋にしたい!」って人は黒をとことん無くしてみると良いと思う♡


木の色をかならず一緒にする

そして最後のポイント。これすっごい重要よ!!木の色をかならず同じにすること!!

私、自分の家見てて気づいたんだけど、木の色がばらばらなのよ!イメージこんな感じ。

木の色が違うでしょ
これも木の色が違うよね

木の色が違うと一気に統一感が減っちゃうのよね。だから、家具の木の色は必ず同じにすること。同じにしたときの統一感ヤバイよ。こんな感じ。

ね!!!統一感がどれだけ大事かわかる写真でしょ(笑)。


お金をかけるところ、かけないところ

ここまでで

「自分ちにはあるけど、オシャレな部屋には無いもの」

という視点から、「何を自分の家から無くしていけばいいのか」を解説したね。まとめると、

▼これらの「モノ」を引き算すべし

・シーリングライトは使わないこと
・テレビは置いてもいいけど目立たない場所に
・カーテンではなくブラインドを取り入れる

・ソファカバーは使うと一気にダサくなる
・柄物は取り入れるなら慎重にすべし

▼「色」の引き算もちゃんとすべし

・使う色の数は3つまで
・彩度の高い色は使ってもいいけど面積は小さめに

・甘い部屋にしたいなら黒は少なめ、大人な部屋にしたいなら黒は程よく入れる
・木の色を必ず一緒にする

ここまでで引き算の話をしてきた。ここからは「何を自分の部屋に足していくと、オシャレになるのか?」という足し算のお話をするよっ!!


まずね、「足し算」と言うからには「新しくモノを買って家に置く」ってことになるんだけどさ。

100円ショップはオススメしない(笑)。

100均のモノが家の中に大量にあると、おそろしいことに「100円ショップが似合う女」になっていくのよ。


私んち、100均のものが大量にあったのよ。イメージこんな感じ。

もうさ~~~~!!100均のものでオシャレにするのは至難の業よ!!!(笑)

あとさ、100円ショップのモノに囲まれているからなんかもう自分自身も「100均に見合った女」になっていくのよね。

髪はぼさぼさ、肌には吹き出物、着てるのはくたびれたスウェット、手も荒れてて爪も清潔感がない。そうなっていくのよね。


とはいえ、「じゃあ何でもかんでもお金をかける!」ってのも無理な話。なのでここからは

「部屋づくりをするときにお金をかけるところ、かけないところ」

について独断と偏見で徹底解説する。


部屋の主役には金をかける!!

まず部屋の主役には絶対にお金をかけたほうがいいね。

……っていうと、みんなきっと

「部屋に主役なんてあるの!?」

って思うと思う。そうなのよ。オシャレな部屋って主役が存在しているのよ。逆に言うと荒れた部屋には主役が「いない」。イメージこんな感じ。

どれが主役かわからないのよね(笑)

オシャレな部屋には必ず主役がいる。たとえばこんな感じだね。

一目見ただけで、この部屋の住人じゃないのに「これが主役だ!」ってわかるでしょ(笑)。

この、主役となるものには必ずお金をかける。主役はその人の部屋によって異なる。ソファが主役のこともあるし、絵画やランプが主役のこともある。

ここはカチッと主役を決めて、一点集中でお金をかけるといいよ♡



鑑賞物には金をかける。絵画、置き物、植物。

あと、お金をかけるべきところ2つめはこれ。鑑賞物。鑑賞物ってのは、「絵画、置物、植物」などだね。

たとえば、こういうやつ。

鑑賞物って、「見るために置くもの」だから当然視線が集まるわけよ。ところが、視線が集まった時にその見るものが「100均で買った物」だと一気にダサさ数値が上がってしまう。なので、「見るために買うもの」にはお金をかけるといい。

この、「鑑賞物にお金をかける」ってのはもうどんなインテリア本にも必ず書いてある必須条件だから(お財布にはキツイんだけど)必ず守ると安心よ。

「試しにまずは100円のやつを……」とテストしてもいいんだけど、結局

「なんかテンション上がらんわ」

と買い替えるハメになる。だから最初からある程度良いものを買った方が、トータルで見た時にお得なのよ♡


これは完全に私の体感だけど、3,000円以下は避けた方がいいね。いろ~んなインテリアショップを練り歩いてきたんだけど、鑑賞物が3,000円以下になると、まぁー本当に値段が出る(笑)。

「あっ……私でもわかるわ、これは安物だな」

って思っちゃうのよ。だから、ここは頑張って奮発するのがおすすめ。



テーブルが安物だとオシャレに見せるのがかなりムズイ

そして最後。お金をかけるべき3つ目のモノは、テーブルだね。

なんか私ね、部屋片づけてる最中に思ったのよ。

「あれ?この部屋、片付けたとしてもこのテーブルじゃオシャレに見えなくね?」

って。たとえばこの部屋、片付けたとしても左のテーブルのせいであまりオシャレに見えなさそうじゃない?

これね、原因は「テーブルが木でできている」せいだと思う。

木ってね、かな~り値段が出やすいのよ!!(笑)

安物を買ってしまうと一気にお部屋が垢抜けなくなる。一方、オシャレな部屋のテーブルってちゃんとお金をかけてるんだよね。

テーブルにお金をかけるとなると、数万円ふきとぶんだけどね(笑)。ただ、ここは本当にお部屋の印象を左右する重要な箇所なので、コツコツお金を貯めてちゃんとしたものを買った方が安心よ♡



ニトリでいいから、「鏡、間接照明、植物」は必ず取り入れると一気に部屋が垢抜ける。見てほら、すごくね?

さて、じゃあ一方「お金をかけなくてもいいところ」は何なのか?

まず、オシャレな部屋にしようと思ったらこの3つは絶対に必要。

・鏡
・間接照明
・植物

この3つは、ニトリとかのお手頃価格のお店で買っちゃっても割とおしゃれな部屋に仕上がるから大丈夫。逆に言うと、

「お手頃価格のモノでいいから取り入れておかないと、部屋が全然垢抜けない!」

ってことなのね(笑)。インテリア雑誌やインテリア本でも「この3つだけは必ず部屋に取り入れてね」と必ず書いてある鉄則だしね。


実際にこの3つを取り入れた部屋を見てみるとすぐわかる。すっごいおしゃれよ。

▼鏡を取り入れたお部屋


▼植物を取り入れたお部屋


▼間接照明を取り入れたお部屋


▼植物と間接照明は並べて飾るとより一層かわいい♡


ねっ!!かなりオシャレでしょ~!!♡

ただし、「鏡、間接照明、植物」はちゃんと部屋の引き算をした「後に」取り入れること。ダサい要素を部屋から引き算してないのにオシャレなインテリアを買ってきちゃうと、「オシャレなインテリアがあるダサい部屋」になるよ(笑)。


もう最悪な事態になるので、必ず引き算を先にすることっ!!♡


「鏡、間接照明、植物」を取り入れるのが無理!って場合はこうすると良い♡

でも、

「間接照明はスイッチを入れるのが面倒だな……」
「植物はお世話するのが面倒……」
「鏡は割れるのが怖いなぁ……小さい子どもいるし……」

って人もいると思う。その場合はね

・布を取り入れる
・文字を取り入れる
・棚を取り入れる

のどれかを実践するのが良いと思う。たとえば、こんな感じ。


▼布を取り入れたお部屋

壁にひざかけを飾ったり
壁に布のタペストリーを飾ったり、ラグを敷いたりする

▼クッションでもOK

布なら何でもいいので別にクッションでもOK
ひざ掛けも一緒に飾ると可愛く見える

こうやって例を見てみるとわかるんだけど、別に「鏡・間接照明・植物」じゃなくても良いんだよね(笑)。インテリアの本に必ず「鏡・間接照明・植物を取り入れろ」と書いてあるのは、つまり

「部屋の中に見どころを作れ」

ってことなのよ。見て楽しむ場所をつくると、部屋がオシャレに見えるってこと。だから、見て楽しいなら何でもいいのね(笑)。


じゃあ他の例も見てみよう。

・布を取り入れる
・文字を取り入れる ←次ココ
・棚を取り入れる

文字を取り入れるってどういうことかっていうと、具体的にはこういうこと。

▼文字を取り入れた例

文字が書いてある絵画や
文字が書いてある小物や
文字が書いてあるカレンダーを取り入れる

文字があると一気に見どころを作れるのでオススメ♡


そして最後の例を見てみよう。「棚を取り入れた例」だね。棚は棚でも、「ウォールシェルフ」を取り入れた例を見てみよう。

▼ウォールシェルフのあるお部屋写真

「こんな棚うちにはないよ~!」って人も多いと思うんだけど、賃貸の壁に設置できるタイプのウォールシェルフも楽天とかでたくさん売ってるからチャレンジする価値あると思う。

一番簡単なのは無印良品の「壁につけられる家具」かな。あれ設置も簡単だし、いろんなデザインあって楽しいよ♡


ここまで、「部屋をオシャレにしたいならこういうのを買うといいよ!」というインテリア雑貨を紹介したよね。鏡や間接照明、植物やファブリック類などなど。でも、きっとこんなことを思った人がいると思う。

「買うべきものはわかったけど、具体的にどんなモノを買ったらいいかわからない!」

って人がね。「どんな色のものを買えばいいのか?」「どんな形のものを買えばいいのか?」、ここで迷うと思う。


そういう時はね、「理想のお部屋」を先に見つけておくとスムーズよ。

たとえばこんな感じで、「こういう部屋にしたーい!!」って写真を先に見つけておくの。

そうするとね、自分が鏡や間接照明、植物を買う時に「理想のお部屋の人はどんな色・形のものを買っているのか?」がわかるから買い物で失敗しにくのよ(笑)。


理想の部屋を見つける時に超絶便利なサイト3選、発表~!!!

ちなみに理想のお部屋を探すときはこの3つのサイトを見るといいよ。

オススメはやっぱりルームクリップかな。部屋写真めちゃくちゃあるから、絶対に「これだ!」ってお部屋が見つかると思う♡


さて!ここまでをまとめると、

・部屋の足し算は引き算をした「後に」やること
・足し算をするときは「お金をかける所、かけない所」を見極めるべし

・お金をかけるべき所は、「部屋の主役」「絵画や置物などの鑑賞物」「テーブル」
・お手頃価格でおさえていいのは、「鏡、間接照明、植物」(この3つは必須)
・上記3つ以外でも、「布、文字、棚」を飾れば部屋はオシャレにできる

だね!!


まとめ

以上!!「失敗しない理想の部屋づくり」を徹底解説してきました~!!!どうだった!?

「うわー!これ私やっちゃってるわ!!」ってやつも結構あったでしょ(笑)。

カラフルな色いっぱい使ってたり、シーリングライトをど~んと使ってたりさ。私も全部やってた♡一気に全部やるのは大変だから、

「週末の土曜日に午前中だけちょっと部屋づくりする」

ぐらいがちょうどいいと思うよ。

部屋づくりって車の運転と一緒。


スピードを出したまま方向転換すると車って事故るでしょ。部屋づくりも一緒で、「急に」「一気に」変えようとするとマジで失敗する(笑)。だから、ちょこっとずつのほうが安心よ。



ちなみに、

「オシャレな部屋にはしたいんだけど、でもオタク趣味も楽しみたいんだよね……」

って人も多いと思う。これね、両立できるのよ!

「オシャレな部屋」と「オタク趣味」って実は両立できる。見てほら。


私は長年ゴールデンカムイの沼に浸かっている。金カムの同人誌、無配、アクスタ、キャラ香水、キャラキーホルダー、キャラアクセ、公式グッズのシールなどを自分のお部屋に飾ってるのよね。


ただね、オタクグッズってカラフルなものが多い(笑)。同人誌もカラフルだし、アクスタもカラフルでしょ?だから、部屋の目立つ場所に飾ると頑張って作り上げた「私だけの理想の部屋!」が崩れちゃう。

▼この部屋に、赤とか黄色とかピンクが入ると統一感なくなるよね(笑)

なので、

このお部屋の「とある場所」にゴールデンカムイの隠し神殿をつくってみた!

隠し神殿はこの有料noteで大公開したよ~!!!♡

早速うれしいレビューも届いてる!!

▼リプライでも「すごく高度に擬態されてるオタク」と言っていただけました(笑)

みんな、たくさんの感想ほんっとおおおおにありがとうね~!!!!!

このnoteはこんな人におすすめ!

■「一般人に擬態することに成功したオタク部屋」をつくりたい人
■隠しオタク神殿をつくりたい人
■オタクグッズって、どうやって飾ればいいのかわからず結局ぜんぶ箱のまましまいこんでる人

■あまりにも増えたオタクグッズをちゃんと減らして、残すと決めた「大好きなグッズ」を美しくディスプレイして毎日ニヤニヤしたい人

今回は「オシャレ部屋の作り方」を徹底解説したけど、オシャレ部屋でオタク趣味も楽しみたい!って人にはどんぴしゃのnoteに仕上がってる。

金カムオタクの私が本っ気でつくりあげた「ゴールデンカムイの隠し神殿」、ぜひのぞいてみてね!!

▼こちらからどうぞ!



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藤原華|編集者
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