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私の愛してやまないバンドの話

今日はもう大好きで大好きで仕方のないバンドの話をしようと思う。

私は音楽が好きだ。幼少期から親の影響でドリカムやZARDを嫌というほど聞いてきた。ドリカムは今でも大好きだし親よりもマニアであると思う。
高校生のころにスマホを買ってもらってからサブスクで自由に音楽を聴けるようになった。それまでCDでしか音楽を聴くことができなかったので、なんと便利でたくさんの好きな曲が聞けることかと思った。高校時代は星野源やドリカムや東京事変あたりをよく聞いていたように思う。まだ視野は狭かった。

大学に入って、自分の好きな音楽を追求しようといろんなアーティストの音楽を聴くようになった。邦楽で主にR&Bやシティポップなどおしゃれな界隈のアーティストの音楽を漁るようになった。有名どころでいうと、SuchmosやNulbarichやSIRUPが挙げられるだろうか。

いつものように適当にアーティストを決めて曲を流しているともう流れてきた瞬間からこれ!!!っていうバンドに出会った。それがPAELLASである。
夜中に電気を消して一人で聞いたり、夜の都会を一人で歩きながら流したり、夜のドライブに最適な音楽だと思う。とにかく夜が似合う。

↑最も再生回数の多い曲。

イントロからビビっと来て、すごく心地よくて、このバンドは私のために存在するのかと思うくらい運命を感じた。

暗すぎず明るすぎない曲調、おしゃれなリードギター、MATTON(ボーカル)の声質、歌詞の世界観など、どれを取っても私にとっては完璧だし、どれか一つでも抜けていたら感じ方は違がったのではないかと思う。

この曲、、初めて聞いた時は涙が出た。こんなに理想的な曲に出会ったこともないし、おそらくこの先も出会うことはないだろう。

しかし、出会った時期が遅すぎた。

出会った頃にはバンドの解散が決まっていた。

解散2か月前に出会い、もちろん解散ライブに行きたいと思ったが、当然チケットは売り切れていた。

悔しかった。こんなに好きなバンドならやはりリアルタイムで追いかけたかったし、ライブに行って生の音楽に触れたかった。もう叶うことはない。冗談抜きでもし一度だけ過去に戻れるとしたら大学入りたての自分にこのバンドの存在を教えたい。他のどんなことよりも大事で、そのくらい好きなバンドである。

解散後、メンバーは別のバンドをやっていたりするが、やはりどこか違う。私が好きなのはメンバーが誰一人欠けていないPAELLASなのである。

ただ、解散のタイミングで出会えて良かったのかなと思う点がある。やはりバンドの曲は音楽の方向性が徐々に変わっていくので、私の大好きな音楽が完成形となりそこから変化することがない、好きなままで終わるという点は本当に良かった。

これからもたくさん再生していこうと思う。

欲を言えばだれかPAELLASが好きな人と語りたい。笑

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