山の紫よ そこにありけり 桐の木よ
(やまのしよ そこにありけり きりのきよ)
こんにちは、hana.hafuriです。
(言の花 舞って届ける 小休止)
5月頭頃のことです。
山の桐の木が、紫の花をつけ、目立つようになりました。
以前の記事で、山に桜が咲いたことにより、そこに桜の木があることに気づいたように、桐の木があったことに気づきました。
簡単な詩を綴ります。
紫の
桐の花 つけ
山紫灯
「木」だと 見ていた
その景色
「桐」だと 知るは
遠目でも
目にも さやかな
山紫紺
我 不知なれど
本当は
一木 一樹に
名が 有りて
山を 彩る
立役者
此度は 桐を
知りに けり
#五七五 #詩 #日常